線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

セフィロト

Aoが改名する前のraison d'etre時代に出した音源の一つ

名盤、全曲を通してカッコいい。彼らの鳴らすメロディの疾走感や揺らぎが唯一無二で、歌っている内容はネガティブな雰囲気だがそれがいい。淡々と透明な声も印象的で作品としての完成度が高くオススメしたい音源。以下ユメチカレコードから一部抜粋「シーケンスの印象的なフレーズで始まる表題曲「セフィロト」はこれまでにはなかったPOPさを持ち合わせた、抜けるメロディが心地よい楽曲に仕上がっている。四つ打ちビートにタイトなベースラインの上を印象的に疾走するな声。Bメロからサビへの突き抜け感が爽快である。また、今回再録し生まれ変わった「モノローグ」やロックファンなら必ずや食いつくであろう「朔-SAKU-」、raison d'etreが得意とするミディアムナンバー作品「それを妥協と呼ぶ」などバラエティに富んだ作品」

↓Ao、raison d'etreの記事もよければ↓

rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

f:id:rvyfcloi57gdjm1:20210523135857j:image

 『セフィロト』
〜収録曲〜 
「セフィロト」「モノローグ」「それを妥協と呼ぶ」「幾星霜」「朔 -saku-」

「セフィロト」生命の樹。どこか宇宙のような神秘さを感じさせ、穏やかなメロディをリズミカルに奏でる。歌っている内容は残酷な世界の真理で自身への偽善、自己嫌悪、不甲斐なさをありのままに描く。
「モノローグ」淡々とスピードに乗せて派手な音や勢いがあるわけではないが、ゾクゾクさせるようなシンプルなかっこよさがある。『伸ばす手を下ろすのはまだ先のこと』そんなフレーズ等が幻影チックに表す。
「それを妥協と呼ぶ」ゆったりとしたペースで現実の感情、生活を赤裸々に描いているよう。まっすぐな歌声を堪能できる曲でもある。終盤にかけての存在感のあるギターフレーズが印象的。
「幾星霜」出だしから惹きこまれる魅力。淡々と奏でながらも何度も聴いていられるリズム感、サビからの盛り上がりも繊細な心情詞も聴き手の心を掴む。後のアルバムにも再収録されている。誰しもが感じる不安な現実をこれでもか、というくらいの言葉達。
「朔 -saku-」ロックらしさが比較的強く、涼しさを感じるような疾走感が心地よい。サビで一段と早くなり、神秘さのある間奏がより魅せる。人との繋がりを求めるような気持ちを。


↓「幾星霜」よければ聴いてみてほしい↓

www.youtube.com