線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

海を超えて

nogal

現在は改名してURARACAとして活動している。URARACAのサウンドと比べると重く暗さのある伸びと演奏が印象的。切なく暗さに紛れる詞がシンと刺さるのである。

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『海を越えて』
〜収録曲〜
「革命の朝に」深く沈ませるような重い伸びのある歌声に、想像感覚が光の届かない黒に染まりゆくよう。愛おしいくらいのサビの優雅な暗さに魅せられ、終盤に演奏のしぶきと声の波に包まれ呑み込まれていくよう。消えて、繋がる、いつかの言葉は人の身勝手な心次第。

「夜を彷徨う」ダークなアンサンブル感のあるサウンドに高らかな伸びのある声でバンドの勢いはあるが重く表現するよう。言葉、夜、それが織りなす歌が曲世界をかきたてる。一瞬の言葉を思い出しては消えて、勝手に揺らいでく存在。

「海を越えて」イントロのバンドらしいステレオさのまま、nogalの雰囲気のまま真っ直ぐに奏でているよう。だからスッと歌詞が入ってくる、その夜明けを感じさせるような光が照らしてくれるよう。言葉に痛み、救われ、振り回され、明日を生きる。

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温泉 ⑵ 〜氷点下により温泉から出られない〜

某月某日

私には廃墟と温泉の好きな友がいる。

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前回の上の記事に書いた廃墟を探索した後に温泉に入りに行った。
その感想を記事にしようと思う。

 

訪れた時系列順で紹介するのである♨️↓↓↓↓

「尾白の湯」

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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225165007j:image上の写真の建物。「べるが」というどでかい敷地に所属している温泉施設。
広い敷地にあるので全体的にスペースが広い。
シンプルに温泉が広くて心地よく、食事はいかにも温泉施設にありそうな感じ。
自然施設が多いから夏とかは子連れで賑わいそう。

「蓼科グランドホテル滝の湯」f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225164941j:image
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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225164936j:image夜に到着。ライトアップが綺麗。家族向けの温泉宿として人気があるみたい。

f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225232625j:image貸し切り以外で宿泊者が入れる温泉が4つあるのだが、時間帯によって区切られている。一泊二日で四種類制覇したのだ。
「滝岩の湯」「日和の湯」は最高の露天風呂だった。ずっと浸かってられる心地よさ。温泉の質や温度、景色や壮大な川の音が癒しである。
「湧泉」「厳の湯」は室内の広い温泉だが、小さな露天風呂がついている。しかし、これが絶妙に心地よくずっと浸かってられる。尚、景色は岩肌である。

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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225164907j:image朝の外観。

「小斉の湯」
f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225165025j:image最後にここに入った。パッと見は民家だが驚くなかれ奥行きが凄いのだ。
ポケモンコロシアムのバトル山の如く通路が伸びており枝分かれした温泉に入れるのだ。尚、蓼科グランドホテルからばり近い。f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225164930j:image
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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225165038j:image写真の通り通路がこんな感じで続いており結構登るのだ。だが、ここの温泉は温くて気持ちがよかった。本当に出られなくなってしまう。なぜかというと、、、
f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225164946j:image氷点下であるからだ。冬はばり寒いのだ。そしてこの日は本当に冷えた。
温泉から出て更衣室で服を着る間も寒いのだ。てか更衣室が冷える。夏はいいけど冬はこたえるかもしれない。だが温泉は心地がよかった。
f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225164951j:image内風呂もある。
f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225164901j:imageRHYTHM♬

温泉第二弾はこれで終了。温泉第三弾へと続く。

↓よければ温泉第一弾もどうぞ↓

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ナガノノオンセンキモチヨスギダロ。

廃墟 ⑵ 〜黒髪だと違和感を感じる〜

某月某日

私には廃墟と温泉の好きな友がいる。

最近、ブログが途絶えていたのはメンタルが鬱になっていたのが大きい。そのこともそのうちブログに書ければなと思う。というわけで、今回は少し前に友人と行ってきた廃墟をゆるゆると載せてこうと思う。


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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140915j:imageドラマ「TRICK」に出てきそうな雰囲気。f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140630j:image
f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140706j:image周辺にはコテージがちらほら。f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140537j:image
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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140839j:image廃墟である。f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140748j:image
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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225141142j:image荒廃f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140715j:image
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探索後は少し日が陰りて。
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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140544j:image某友。f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225140946j:image

帰りに橋を渡ると霧に覆われていた。映画ミストを味わえた気分。f:id:rvyfcloi57gdjm1:20230225141101j:image

、、、以上。
だらだらと写真を載せて終了である。この辺に住んでると周辺に何もないから買い出しとか大変だろうなと思う。
廃墟自体は経年劣化を感じ、中も荒れてはいたが妖気は感じなかった。とはいえ怖いから夜には行けない。廃墟⑶に続くかは不明。

 

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シリウス / ソライロノキミ

シルバニアスリープ

販売内容が少し変わっていて、CD音源とポストカードサイズに記載された歌詞と下敷きが封入されている。どこか歌詞のリンクするような2曲を収録。日々の切なさや悲しさを背景にした、声にならない叫び。

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シリウス / ソライロノキミ』 2007年
~収録曲~
シリウス」2ndアルバムにもそのまま収録されている。普遍さを体現したようなインディーズサウンドと絶妙に伝える詞、今には存在しない懐かしさが心を掴む。夢、星、二人と走る音に乗せて儚い美しさを歌うよう。

「ソライロノキミ」このシングルでしか収録されていない貴重な音源。鳥の囀る自然音と共に寂しく鳴らすギターの音色が重なり始まる。ゆったり流れる演奏が続いていき、儚く透く詞が心地よく響いてくる。キミが空を見つめる理由。

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who loved sabastian

バンド名:sebastian yellow club band

聴いたときのインパクトが大きかった。ゴリゴリに鳴らすサウンドでいて哀愁を醸す。シャウト感のある独特なボイスが演奏の色と、この上ない程合う絶妙さ。ロック、ブルース、ジャズをルーツとした音楽。

www.youtube.com

『who loved sabastian』
~収録曲~
「憧れの深い森で」リズム良く叩くドラムから始まっていき、高揚を煽るギザギザなサウンドに独特な駆けるダミ声が強烈に聴き手を掴む。嘲るようなメロディの雰囲気に最後には救われたような。

モルヒネ」ドンドコと刻む音が緊張感をつくり、鋭さのあるギターが緩く絡ませる。二人の存在と哲学めいた詞が渦のように頭の中で揺れる。緩やかに暴れる間奏がアグレッシブを作る。全体的にカオスチック。

「Stupid」愚かな、といった意味がある。淡々と歌い鳴らす彼らの音楽。間奏の狂わせるような不規則さ。絶望の中にいたとして受けいれても、孤独にはなれない、夢世界の草原と子供達、と心の奥は気づいている。最後にかけて迫力で締めてくる。

「low heaven」なんだかマーチのような弾くドラムの音とリズムから始まり、前半は縦に変化の小さな構成のよう。どこか少し昔の普遍さをも併せ持つ比較的聴きやすいサウンド。断片的な灰色の映像が聴いてて浮かんでくるよう。

↓HPからフル視聴できるのでよければ↓

nnn66m.wixsite.com

prismatic telescope

シキサイパズル

1stアルバム。シキサイパズルの音源で一番最初に聴いた作品。タイトルの意味はプリズム望遠鏡。俗世からかけ離れた、幻想という言葉の似合うアーティスト。聴くだけで光と音の煌めきに酔いしれていく。

www.youtube.com

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『prismatic telescope』
〜収録曲〜
「distant memories」遠い思い出。キラキラとした世界観、星空や幻想的な美しさを思わせる音色達。それに合わせるような意味深に掴ませない言葉達が淡々と連なる。感覚で聴いていたいサウンド

「shikijitsu」イントロの波に呑まれてからの、引いた後の波打ち際のような静かな歌と音が紡ぐ。始まり、誕生、その時間を幻想的に表していくよう。個人的に間奏が好きで壮大な音色が飽和しながら包み込んでいくよう。

「kalmia」カルミアは植物の一種で五角形の花を咲かせる。曲のイメージはゆりかごで、緩やかさを奏でるその中で緩急のついた独特さがある。全体的にシンとした冷たさを感じるメロディ。

「monochrome」2ndEP『triangle』収録曲。

「ricca」幻想と厳かな雰囲気を併せ持つような、現世とは異質な場所にいる感覚。後半から曲が壮大になり力強くも舞い散る花びらの美しさも増していくよう。アンビエント要素の強さを感じる。

「triangle」2ndEP『triangle』収録曲。

「far side of the horizon」地平線の端。物語の締めを奏でるような壮大に流れるような前奏。声の始まりと共に静けさが漂い、やや低めの音の構成。宇宙の世界にまで手を伸ばす詞は光を信じているよう。

↓関連サイトリンク↓

blog Shuntaro Tsukuishikisaipuzzle.wordpress.com

hawaiibem.blog.fc2.com

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世界の続きと夢の朝

バンド名:work from tomorrow

3rd mini album。収録曲全体に統一感のある詞が印象的。別れ、やるせなさといったものにバンドサウンドを比較的ストレートにのせて歌う。以下、muevo voiceから一部抜粋「バンド名の直訳は”明日から頑張る”。日々の葛藤ややるせなさをまっすぐ直視しながら明日への希望も見出し、リアルな現実の中で光を照らすような楽曲を歌う」

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

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『世界の続きと夢の朝』
~収録曲~
「夜明けの花」明るめの爽やかなイントロ。紆余曲折な詞にまっすぐなバンドサウンドが通る。”今日までつないだ2人のこと”が印象的に残り、明日は変わらないまま平等に訪れる。MVでは映像に合わせて意図的な音量の調整がしてある。

「あの街、夕焼け、染まる声」気持ちよく駆けるサウンドと後悔の綴る詞が、清々しくも切なく思えてしまう。1曲目とどこかリンクさせるような構成にも感じ、メロディと詞も対に感じさせるよう。”苦しい夜は誰のせい?”

「忘れ物1LDK」独特なスローテンポなリズムがより歌詞を強調させるよう。それぞれの楽器もその分聴きやすくメロウな間奏が溶かしてくよう。ただ一人を想い続けるバランス、なんて言葉の難しさが重く残る。

「ヒロイン」短く刻むベースからのドラムとギターがポロポロと合わさり、聖なるようなコーラスが重なる。そのまま淡々と奏でていき、気づくのが遅かったと切実に語る。終盤のコーラスとシューゲイザー要素が壮大に絡まる。

「嘘つきと瘡蓋」幻想のような初めの入りから、颯爽と鳴らすサウンドに変わっていく。思いの強さのように歌声も上がっていくよう。悲しみと嘘、愛されたい気持ち、隠さないでほしい痛み、すべては誰かのために。

「消えない夏」全体的に寂しくも強く奏でる演奏が悲壮感を体現しているような。あなたとの日々で忘れていくもの、覚えていくもの、あなたはどうかは分からないけど僕にとっては、、、

wft.thebase.in

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