罪と罰
Ao。改名前はraison d'etreという名前だった。
当時、北海道で販売されていた枚数限定の2曲入りのシングル。その後リリースされている『蒼と群青』というアルバムにも収録されている。2曲ともアグレッシブな音を鳴らし、鋭い歌詞もAoの攻撃的な側面を強く表している。バンドのメンバーがイラスト化されたジャケットがイケメンすぎる。
『罪と罰』
〜収録曲〜
「罪と罰」痛快にかき鳴らすキラーチューン。淡々と早口で歌いあげ舌を噛みそうな勢い。包み隠さずに卑屈も負もすべて吐き出していて、言葉の一つ一つが噛み千切り突き刺すような荒々しさと真実がある。「どうせ今僕の胸を支配している この悲しみすらもきっと借り物で」「迸る程に幼稚で卑屈な自分 騙し続けていく」こんなフレーズを書けるのが、彼らの魅力でもある。
「ホーリーランド」勢いのあるバンドサウンドを気持ちよく奏で、サビの盛り上がりがクセになる。皆、誰しもが抱えている重いものを意識してしまいそうな。現実の限界も過去への理想もどうにもならないものを、爽快に歌い奏でるしかないのが表現なのかもしれない。居場所などあるものか。
「ホーリーランド」
このシングルについて書かれてるブログがあったのでよければ
たまにジャケット写真にアーティストがそのまま写っているのとかあるけど、イラストチックなのもいいなと思う。
価格:2,420円 |