線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Limited EP.

the knowlus

何度かライブハウスに行った時の、下北沢でのワンマンライブ限定で配布されたCDで廃盤の初期音源を4曲収録している。ジャケットは2ndDEMO音源をリアレンジしたもの。初期の方の音源で荒く激情に、ゴリゴリのダークサウンドが特徴的で独特な音色や構成ではないが、the knowlusという唯一の音楽を形成している。

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『Limited EP.』
~収録曲~
「残像」テレビの砂嵐のようなギターの轟く音を爽快に鳴らす。インスト感のあるメロディに間奏で少し冷静になるような変化がいい。意味深な言葉が織り成す独特な世界観を創る。
「バスタブの中の憂鬱」『雨降り東京』から始まるテンポの早い淡々と激情なメロディが疾走する。夢を見た地で生きていくことの難しさや思いを独特な表現と共にハスキーなボイスで歌いきる。
「世界はそこから矛盾していく」歪な構成、それが刺さる。繰り返す灰色のフレーズに淡々と独白するように声をあてる。途中から完全にリズムが変わり水底に沈んでいくような感覚。後半の盛り上がりも鋭く初期音源らしく尖っている。
「宇宙の法則」インスト感のある始まり。サビまで淡々とフレーズをループするように鳴らし、哲学を感じるような内容を表現しているよう。詞の内容に合うような無機質なサウンドが印象的に耳に残る。

「バスタブの中の憂鬱」ライブ音源

www.youtube.com