線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Rembrandt Rays

Marmalade butcher × ATLANTIS AIRPORT

"モテるインスト"Marmalade butcher × "空港系マスポップチーム"ATLANTIS AIRPORTの2バンドによるスプリット盤。
この音源を手にしたときはどちらのアーティストも知らなくて、聴くようになったきっかけでもある。『Rembrandt Rays』の意味は薄明光線という現象で、雲の切れ間から差し込む光のことで光景の写真を検索すると非常に幻想的で美しい。個人的な感想をザッと書くが、インタビュー記事を読むと作品の詳細や裏話など山程載っているので下の方のリンクから是非読んでみてほしい。

『Rembrandt Rays』トレーラー映像www.youtube.com

↓ATLANTIS AIRPORTの記事もよければ↓

rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

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『Rembrandt Rays』
~収録曲~
01. 降下する都市 / Marmalade butcher(feat. sonezaki)
ロックでポップに盛り上がるサウンドに、アートワークを眺めつつ聴くと色々と耽れる。サビから速度が上がるように全速力で風を受けながら飛ぶような。インタビュー記事でセカイ系と言われているが確かに納得する。ATLANTIS AIRPORTのボーカルの方が歌っている。

02. とある邂逅 / ATLANTIS AIRPORT
邂逅の意味は巡り逢うこと。タカタカッとリズムよく叩くドラムやピアノの旋律、繰り返し歌うフレーズが印象的。リズミカルで明るいメロディと歌声がアートワークの差す光のよう。曰く、未知とのポジティブな遭遇を描いたものらしい。

03. Chi-Se / Marmalade butcher
疾走し迫力あるロックサウンドに耳が目覚める。唸りのあるガチガチの攻めのインストサウンドでさりげなアレンジに拍子の変化、激しく色が変化するようなギターの威力に呑まれていく。インタビュー記事に曲名の由来を話しているが、そういうところから来ているのだと新鮮だった。

04. LOVECRAFT MYTHOS / ATLANTIS AIRPORT
名前の意味はラブクラフト神話、後にクトゥルフ神話の体系になっている。ややゴリゴリ感のあるサウンドでダーク感がフワフワと漂うよう。どこか謎を残すような掴みづらい詞が印象的。『遊星からの物体X』という作品に影響を受けているそう。

サウンドクラウドの視聴はこちら↓

soundcloud.com

↓インタビュー記事↓

skream.jp