知らなきゃよかったことばかり
バンド名:わすれなぐさ
その後、改名してワスレナ。軽快に鳴らす王道に近いバンドサウンドでシンプルな盛り上がりに心が躍る。CDのみで聴けていたが、現在は配信でも聴けるのでよければ検索してみてほしい。
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『知らなきゃよかったことばかり』
～収録曲～
「こどものうた」颯爽とした明るい日常のようなキラキラとした曲。君の存在が僕にとってかけがえのないもので、二人の世界を美しく描く理想のような。まるでこどもが想像したような手を繋ぐような平和で笑いあうかのよう。
「プロトコル」ゴリゴリなサウンドに鋭いフレーズが刺さり、爽快なサビからの一瞬のシーンが流れるような踊りたくなる衝動。小さなことや悩みを吹き飛ばすロックの感覚的な歌が耳から離れない。
「Yeah!!」全体的にノリのよいリズミカルなギターロック。感情をぶつける言葉のありのままに、トリッキーな構成がクセになる。投げやりな生き方、意味なんてない人生という考え方がどこか気を楽にさせる。『どうか幸あれ』に一瞬重なる声がまたいい。
「さようなら素晴らしい世界」イントロから世界観の壮大さを感じる。『なんで僕はここにいるんだろう』と、自身の存在証明を問うような心の穴。何もないことへの悲しさの中で、ただ歌い伝えることが今のできること。終盤のコーラスが美しくも寂しくその余韻を残す。
