線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

手ノ鳴ルホウヘ

ワスレナ

”わすれなぐさ”から”ワスレナ”に改名。"ワスレナ"として出しているCDはまだこの1枚で、アップテンポなミュージックを中心とした構成で聴いていると気力が湧き上がってくる感覚。『手ノ鳴ルホウヘ』の音源は今も購入できるのでよければ聴いてみてほしい。”わすれなぐさ”の頃の音源もいつか紹介したい。以下販売ページから抜粋「力強く存在感溢れるヴォーカルとそれに呼応するかのように鳴り響くギターサウンド。その圧巻のステージは人のもつ感情、喜怒哀楽全てを内包し、その一つ一つを大胆かつ丁寧に昇華させる。ライブに訪れた人の心には、彼らの“忘れたくない音楽が刻まれる・・・」

トレーラー映像『手ノ鳴ルホウヘ』

www.youtube.com

f:id:rvyfcloi57gdjm1:20211027113639j:image
『手ノ鳴ルホウヘ』
~収録曲~
「手ノ鳴ルホウヘ」アニメのオープニングに使われそうな王道のかっこいいバンドサウンド。詞も音も真っ直ぐすぎて恥ずかしくなるほどにストレートな表現が、今の時代だからこそ刺さるものがあるのかもしれない。キラキラとした言葉がこれでもかというくらいに並ぶ、だがいい。
「境界線」攻めるように心地のいいサウンドを気持ちよく鳴らし、歌詞としては理想なくらいのかっこいい表現で印象に残る。テンポは変わらないが中盤でじんわりと暖かみのある音色に、後半にわずかな静けさを残したりするのがいい。
「リアル」ロックな始まり方で尖りのある雰囲気を奏でた後に、リズミカルなドラムに迫力のある構成で4曲の中だと異色感がある。変化のない現実に立ち向かわせるように奮わせてくれるようなガッツのある曲。
「彼女のすべて」"わすれなぐさ"の頃から存在した曲。聴いて思うのが収録してくれてよかったと思う。緩急もありつつ爽快に鳴らすメロディに、もういない”彼女”への気持ちを力強く歌う。3:00からの壮大に音が膨らみ、眩いコーラスに想いを吐き出す声が胸に響いてくる。

「手ノ鳴ルホウヘ」MV

www.youtube.com

tower.jp