線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

tune

バンド名:tune


ライブハウスで一度だけ演奏を拝見したことがあり、それ以来音源をたまに聴くようになった。そのときは他のアーティストを目当てに聴きに行ってたので、偶然にも知ることができた。これがあるのがライブハウスの醍醐味の1つである。音源は2つ出しており配信で聴けるのでこの機会によければ。以下、Twitterから抜粋「貴方の憂鬱な日常も、いつか愛せる時が来ますように。」

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『1105』
〜収録曲〜
「生きる」アップテンポの勢いのあるバンドサウンド。若さを感じる駆け抜けるように歌う声がまっすぐに貫いてくる。インディーズらしさの風にのせて、君への想いを強く伝えるよう。
「背比べ」実際に『拙い音楽を紡いでいた』と歌うように侘しさのある背景の演奏に惹かれていくのは、言葉の思いや強さを感じるからなのか。生きる上ではどうやっても内にも外でも戦わないといけない未来を受け入れながらも。

「背比べ」MVwww.youtube.com

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『憂愛』 
〜収録曲〜
「産声」侘しさを感じるギターのみの演奏に張りのある声で表現するインパクトのある始まり。そして後半から一転し爽快なバンド演奏が鳴り始める。過ぎた日がどんなものだとしても、いるということが救いだと感じる。
「夢だ」穏やかなフレーズから始まりそのまま歌を重ねていく。『君の街まで夏が追いかけていく』繰り返す一文がなんとなく情景を想像させていく。離れていても想いが途切れないまま。
「innocent」リズミカルな優しいイントロから始まり、歌が入ると同時に雰囲気が変わる。緩急のある構成に声とバンドアンサンブルの音が重なるだけで何故か心が惹かれるような魅力がある。悩んで追い詰めて自分の答えを模索するような。

「結」区切るようなシンプルなギターイントロと声を中心に寂しさを奏でるようで、シンプルさや絶妙な間が印象的だったりする。君がいないことの大きさに今更気づいたとしても現実はそのままで。

「結」MVwww.youtube.com