線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

After the Dawning

ARCHAIC RAG STORE

アルカイックラグストア、現在は解散。バンドとして真っ直ぐで胸に訴えかけるようなサウンドを絶妙に鳴らす。メロディも歌も詞も清々しくて気持ちがいいくらいのもの。どの曲とってもアニメのオープニングやエンディングに使われていてもおかしくないレベル。ひねくれのないバンドらしい音を求めている人に聴いてみてもらいたい。以下タワレコから抜粋エナジーにあふれたソリッドな音の上で、鴻池遼が沸き上がる感情のままに歌いあげてゆく。着飾りを捨て"届けたい想い"を際立たせた、感情を揺さぶる楽曲群」

NEXUS」PV

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『After the Dawning』
〜収録曲〜
「夜を翔ける鳥」穏やかなメロディを沁みるように聴かせるバランスのとれた曲。内容が現実を前へと前進するように、光を掴むような溢れる希望や期待が輝いていくよう。ここまで清々しさを感じるキラキラとした詞だと遂にかっこいい。
NEXUS」変化するメロディと共に存在する不確かなものを歌うような。テンポが早いわけではないが、爽やかさでもありカオスでもある聴いてて飽きさせない曲。コーラスの爽やかさも相まって詞と現実が幻想的にリンクするよう。
「楽園」出だしからもうヤバさが伝わる。比較的、平坦でリズミカルにかき鳴らすサウンドに惹きこまれる魅力、そこには抽象的に想像してしまう歌詞やどこか懐かしい歌い方がある。エモいの一言では片付けない王道故の言葉とメロディの表現する東京と現実。
「Butterfly Syndrome」かき鳴らすロックなゴリゴリサウンド。リズムの変化やメロディ緩急に耳が忙しくなるが、コーラスの美しさも一際輝く。妖艶で夢現な世界観が甘い歌い方とともに惑わせるよう。
「あふれだすよ」名曲。『unfinished Blue』という音源にも収録されている。『もう ほんとは 気付いているんだって』出だしから察する関係。聴いたらもう惹き込まれるメロディと歌、感情的にもリズム的にものめり込んでいってしまう。
「名を呼ぶ」情景が浮かぶようなギターと詞の始まり。青春のような穏やかに暖かく表現する君との日々に、『対岸から君の名を呼ぶ』から続くフレーズ達が想像をかき立てる。そんな歌詞が想像を巡らせる未来を聴き手は描く。

「あふれだすよ」PV

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