線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

BROKEN STORIES

Solaris Clock

『BROKEN STORIES』この音源がリリースされる頃に知って聴いていた。ジャケットやイラストが綺麗で夢の世界のようであり、収録曲もおとぎ話や幻想の雰囲気を感じる作品。3ピースのバンドで緩やかに、時に轟くようにシンプルながらも表現を豊かにしている。アートワーク、歌詞が綺麗な世界観を描いている。以下ディスクユニオンから抜粋「心を掴むどこか幻想的で淡くしかし力強く芯の有る歌声と、星空等をモチーフに描かれる童話感のあるリリックを柱にしバンドサウンドで支えている。」

クロスフェード視聴↓

soundcloud.com

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『BROKEN STORIES』
〜収録曲〜
「Storyteller」「時計台の下で」「星屑と夢の街で」「Apple Tree」「Snow White」

「Storyteller」優しい歌声に情緒あるような演奏から始まる。そして、ゆったりとレトロを感じるようなバンドサウンドを鳴らす。ストーリーテラーという曲名が実に相応しさを感じる。
「時計台の下で」当時、よく聴いていた代表曲でもある。シンプルな構成に幻想的な情景が浮かんでくる。どこか淡々とした白い歌い方が印象的でもあり、歌詞だけがスッと耳に入ってくる。
「星屑と夢の街で」ベースからの入りで勢いのあるサウンド構成。それぞれの音色が聴きやすくドラムが特に目立つ。Solaris Clockをロックにするとこういう雰囲気になるのだと感じる。
Apple Tree」柔らかい音色からの一気に奏でる迫力があり、メロディの強弱や緩急が施されている。感情と想いが伝わる詞に、繰り返すアンサンブルがなんとも心地がいい。
「Snow White」独特な緩やかな演奏で穏やかなリズムでメロディが流れ、そのペースが変わらないまま壮大に鳴らされ情景や感情をはっきりと伝えるように歌い上げる。

「時計台の下で」MV

www.youtube.com