FADE LEAVES
FADE LEAVES
現在は解散しており、知る限りそれまでに4枚の音源をリリースしている。ノリの良い力強いサウンドと多彩なメロディを中心に演奏している。The 3 minutesというバンドと雰囲気が似ている。
『WORLD SENCE』
〜収録曲〜
「World Sense」豪快なロックサウンドにシンセサイザーの音色が華やかさを付け加えている。誰もが信じ合え笑える世界の理想に、現実は差し伸べてほしい心を内にしまったまま。
「Digital Imager.」デジタルらしさを感じる機械チックな雰囲気に、圧力のある演奏が骨の髄まで響いてくるよう。いかにもライブで盛り上がりそうな勢いと力強さがあり、奮い立たせるような歌。
「RiSE」爽やかに駆け抜ける迫力を歌い鳴らす。困難や負の感情に立ち向かうように、心をガシッと掴まれ寄り添うような頼もしさがある。
『GEOID』
〜収録曲〜
「メビウスの輪」迫力のあるサウンドの中、シンセサイザー音色が輝き散らせるよう。ジャケットの世界観を表現するような幻想さに加速させていく演奏に呑まれていく。
「WORLD SENSE」シングル収録曲。
「忽せの刹那」琴を連想させる華やかな和ロックメロディ。聴いたら思わず最後まで堪能したくなる衝動に駆られる。豪快なバンドの背景に放つ和の音色が吹雪く桜のよう。
「ハルノオト」程よいテンポに乗せて光差す歌を爽やかに歌う。雪解けの季節に感じる春の音を聴きながら、胸に様々な想いを抱えながら歩んでいく。
「君の声」ピアノの弾く音色の静かさから、穏やかにメロディと声が重なる。暖かく、時に曇るような不安定な心を音と共に表しているよう。数少ないバラード風の曲。
「GEOID」テクノ感の強い音色が宇宙を想像させるよう。答えのない感情、未来が果てしなく広がるイメージがリンクしているよう。間奏部分とコーラスがカッコよくきまっている。
『夏の夜空』
～収録曲～
「夏の夜空」これまでの作品とは雰囲気が違う。アコースティックの音色から始まる爽やかで一新するような、風に靡くような心地よいイメージが浮かんでくるような青い時期。
「ハッピーバースディ」王道にかき鳴らすバンドサウンドにスポーツアニメのオープニングみたいな構成。誕生した存在に悩み、考え、喜び、哀しみ、その過程を経て受け入れる強さを、自身の想いを伝えることを。
「ダンサンブル」ダンス+アンサンブル。ゴリゴリなフレーズの出だしから鋭くギターの弾く音。ややダークな印象を受ける構成で皮肉るような新鮮さが光る。
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『LIFESCAPE』
～収録曲～
「Laughing barefoot」懐かしい洋楽のような気怠さの鳴らすメロディに英語と日本語の入り混じる歌の雰囲気がいい。『笑われたっていい』信念を貫いていく気持ちが大事。終わりのコーラスで綺麗にまとめる。
「La La La Run」曲名通りの勢いのある『止まらない気持ちで〜』から歌が始まり、小さな考え事などぶっ飛んでしまうようなパワーがある。走れ、と繰り返す言葉に気持ちが急いでしまいたくなる。
「ROCK PARTY」名前通りの潔いくらいにテンションがハイになる豪快なロック。歌もメロディのノリノリで彼らの生き様を表現するよう。今の生き方を肯定してくれるような心強さの詞。
「Sunday selection」FADE LEAVESらしさ全開の疾走する真っ直ぐさ。鋭いフレーズにコーラスのハモリが特徴的。リズミカルで楽しさのある間奏にも魅せられる。
「everyday=good day」ふわりとするような緩急のついたメロディ。鍵盤のアレンジが音の広がりを色付けし、割と普遍的なサウンドに生きてる日々を励ますような歌が響いていく。
「ワンダータクト」MVからも伝わる大衆的で明るい雰囲気。応援歌のような大らかな構成に、どの層にも受け入れられやすそうなポップさがある。曲として目立ちやすいテーマ性のあるのも必要だし面白い。
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