熱を帯びた
アーティスト名:ナノメ
都内3ピースオルタナティヴロックバンド。全体的に夏を彷彿させる『熱を帯びた』の音源を紹介。飾り気のないシンプルなサウンドでアートワークもメロディもフレーズも、情景の憧れを擽るようなかっこよさがある。再生回数は少ないが、YouTubeのMVは凝っているのでよかったら観てみてほしい。叙情的で雰囲気でいうと”羊の群れは笑わない”というバンドと近いところがある。以下プロフィールから抜粋「哀愁のあるメロディーに緻密なアンサンブルを中心とした音楽性。」
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『熱を帯びた』トレーラー映像
『熱を帯びた』
〜収録曲〜
「溢れ出す藍色」デデデデッと低音の目立つベースの出だしが印象に残る。そこからは疾走感のあるインディーズらしい演奏が鳴り、サビからの『季節外れの~』がクセになる。
「夏が終わる頃には」淡々とした声で異質で無機質な背景を歌うよう。緩やかにカオスチックに鳴らすメロディが、どこか”羊の群れは笑わない”のOpheliaを思わせるメロディ。
「八月の雨」歌詞の抽象的で解釈の複雑さを感じるが、『八月の雨』というワードが中心となって聴いている人それぞれの想像を広げさせていくよう。夏の湿った暑さを感じるよう。
「情景」リズミカルなドラムの出だしが印象的。明るいとも暗いともいえない単調なサウンドだが、比較的ノリのいい曲。歌よりは演奏の圧が強く、感覚で聴きたい気持ちがある。
「残暑に告ぐ」ギターフレーズが強くメロディ構成の変化があり、緩急という程ではないくらいのソレがある。とある日の夏の情景と感情を淡々と表現している。
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