ninaplay
ニーナプレイ、現在は解散してしまっている。
ninaplayのボーカルの方は解散後にTHE UNIQUE STARというバンドで活動しているが、そのバンドも現在は休止している。独特な世界観がある歌詞とハイトーンボーカルが特徴的で攻めているサウンドが多め。プラスチック感のあるジャケットデザインと収録曲との相性がとても好み。音源は全国流通しており破格で購入できるので、インディーズ好きなら聴いてみる価値はある。THE UNIQUE STARを知っていてninaplayを知らない人がいるなら尚更である。以下、タワレコから抜粋「空間を切り裂くギター・サウンドに、刺激的なヴォーカルが炸裂。ノンストップ・フィードバック・ディレイ・サウンド。」
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『MERRY GO AROUND』
〜収録曲〜
「焼ける空色満ちるは想い」「everything dancing」「mother」「SUN」「藍色ユートピア」
1曲目の「焼ける空色満ちるは想い」ドラムの勢いから疾走感を感じるが実はそこまで勢いはない2分半くらいの曲。歌が始まるまでの楽器隊の盛り上げが半端なく、ライブでテンションがあがるのが想像できる。このアルバムには1曲目のMVが最後に収録されており、shepherdの「Puzzle game」のMVと近い雰囲気がある。
2曲目はタイトルから伝わるダンスミュージック感。テンポが早かったり激しいわけではなく淡々とリズミカルに歌い奏でている。ので、初めから終わりまで一定のリズムでノリ続けることができる。最後にかけて「everything dancing」を繰り返すところが盛り上がる。叶うならライブで一度、聴いてみたかった。
「mother」スローテンポの曲、じっくり聴くと切なさで溢れそうになる。個人的な想像でしかないが、歌詞の中の君はもういなくて僕自身も同じ運命をたどりこれから会いに行くのかな、と。一言でいうところの名曲。
「SUN」程よいテンポの音の厚みのある曲。アルバムの中ではシンプルな感じはするのだが、いつの間にか聴き込んでしまうバンドサウンドを鳴らしている。抽象的であまり深く考えずに感覚で聴きたい光の強い歌詞。
「藍色ユートピア」は静と動のように起伏が目立つ曲。曲も歌詞も純粋なかっこよさを感じる。うまく言えないけど、カタチのないものに立ち向かうような主人公感が浮かんでくる。「激情スピーカー」という単語の存在感が大きい。
「焼ける空色満ちるは想い」MV
『MERRY GO AROUND』を出す前に何枚かシングルを出しているが、聴いたことがないのでいつか聴ける機会があればいいな。