線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

lasting past

アーティスト名:Radicalism

彼らの世界観にはひとえに言い表せない深淵がある。際立つ音色と声にやや不規則なメロディがどこか幻想的、繊細な心の内を綴るような言葉が感情を揺らす。以下プロフィールから抜粋「様々な情景を想起させる歌詞とキャッチーなメロディー、​それに色を添える繊細かつ感情的なギターサウンドが心を穿つ。」

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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20210524191243j:image『lasting past』 2nd EP
〜収録曲〜
Charlotte is dead」彼ららしいサウンドを鳴らし、穏やかなメロディに捉え方を考える歌を残すよう。現実の私は動けないままで、想像の世界で飛び発てる。最後の『いま わたしも 消える』が強烈に残る。
「遥か」普遍的でどこか不安定なサウンドが遥かな日を嘆くよう。伸びのある震える歌声が感情を揺らす。『僕の中に映るあなた』がいつまでも変わらず残ったままで、戻れない日々を憂うような。
「fifteen」侘しさを思わせるポツポツとした始まりに心の内を息を吐くように丁寧に歌う。離れ忘れていくことを恐れ、今も独りで想い続けていく切実さ。共にいた日々は穢れなき綺麗なままで残り続ける。
「Good bye,kyanos」kyanosはギリシャ語の由来でシアンの意味があるらしい。ライブだと盛り上がりそうな勢いのある曲で、サビの繰り返す言葉が記憶に残る。なんとなく情景がキラキラと浮かんでくる歌に、小説の節前にある詩のような詞。

「lasting past」トレーラー映像

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「Good bye,kyanos」MV

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