線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

雨音が夢のあと

アマアシ

配信でリリースした音源を購入。この音源がリリースされた頃は何度も聴いていたが、不思議と繰り返し流したくなる魅力。是非、聴いてみてほしい作品。以下プロフィールから抜粋「鋭いギターサウンドと重厚なリズム隊で組み上げたドラマチックな曲展開。飾らない言葉選びによる歌詞はストレートに心に響く。」

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『雨音が夢のあと』
~収録曲~
「非透明」灰色のサウンドが純粋にかっこよく非透明を歌う詞も、独りの世界で心を閉ざした視点。感情を生み出さなければ何かに傷つき、誰かに関わられることもないと。憧れていた透明は黒く染まり、揺らぐことがないと歌いきる。
「誰のせい」出だしの勢いに呑まれていく激しさに、それぞれが主張するようなフレーズの荒々しさが歌詞の内容を表現しているよう。日々誰かのせいにするそんな生き方に救いはない、と吐き捨てるような。
「オドレナイト」踊れるような緩やかなダンスミュージックで英語の韻やさりげなコーラス、本音と卑屈が入り混じる歌をリズムに乗せる。現代の鬱屈としたモヤモヤを抱える人たちを理解しつつ皮肉るような中、手を差し伸べるようなクールさ。
「good bye」穏やかでどこか普遍的なメロディが歌の印象を強く残す。『good bye.』とこれまでの曖昧な生き方を終わらせ、自身を意識して歩き出せるように背中を押して気づかせてくれるような詞。さよならは僕の誓い、と刻む。
「実感」爽快なギターロックがリズミカルに走り、歌声とコーラスが高らかに心地よく響く。無力だろうが僕が僕であるために、救われるために歌えればそれだけでいいのだ。まるでバンドの生き方を叫んでいるような潔さ。
「夢のおわり」切なさを乗せたポロポロと語り歌うようなスロウな曲。君と共に過ごした時間が本当に楽しかったから、その分苦しみも深くなる。消えて無くなって、忘れてしまえばと思う程に、どうか幸せにと願っている。

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