線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

『TWILIGHT』&『雨中飛行』

バンド名:shellfish

持っている2つの音源『TWILIGHT』『雨中飛行』を紹介。きっかけはジャケットに惹かれ聴いたことだった。これまでにもアートワークから聴いてみようと思ったことがあるが、デザインは大事だなとしみじみ思う。普遍的なようで歌も音も耳に留める魅力のある、たまに聴きたくなるバンドサウンド。以下プロフィールから一部抜粋「伸びのある歌声と、どこか切ないメロディーの中に力強く響く歌詞は聴く人の背中を少し押してくれる。あなたがいないと成立しない歌を感じてください。」

『雨中飛行』トレーラー映像www.youtube.com

f:id:rvyfcloi57gdjm1:20210517110803j:image『TWILIGHT』 1st E.P.
〜収録曲〜
「トワイライト」爽快に煌めくサウンドと光に手を伸ばす詞。純粋な王道らしさが素直にかっこよく、流れるような間奏とコーラスがまた際立つ。『夢は逃げるものですか?』と大人になって壊してしまったものを、今からでも繋いでいけるように。
「Up To You」まっすぐに支えられるような歌詞。ありきたりだと思う人もいるかもしれないが、それを真っ直ぐに伝えてくれることがないからこそ嬉しかったりする。周りにどう思われたって自分を見つめ笑える強さを。
「アクアマリン」ゆったりとしたペースで奏でる音色の淡さが魅せる。そんなメロディに寄り添うように優しい愛の歌を乗せる。誓い合う二人の永遠の想いが続きますように、と願いたくなる。鍵盤のさりげなアレンジが美しい。
「アトリエ」テンションの上がる始まりにかき鳴らすギターが印象的。繰り返すフレーズのテンポにサビから一段とリズミカルにノリがよくなり、韻の面白さや間奏の踊るようなギターがクセになる。

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f:id:rvyfcloi57gdjm1:20210517110807j:image『雨中飛行』 2nd E.P.
〜収録曲〜
「いち、にー、さんっ!」明るいサウンドに不規則なリズムを鳴らし歌い方も独特なノリのよさがある。まだいけるだろ、と背中を押してくれるような頼もしさを感じる。理科室コーヒー実験ブレンドというアーティストの雰囲気に近い。
「雨中飛行」雨のイメージのように、やや重みのあるフレーズを鳴らせるのが凄い。心の中の沈んだものを切ない歌声に乗せて嘆くよう。叫ぶ言葉も相手も、居場所も見つからないまま雲り続ける中、自分を愛せる日が来るのだろうか。
「青春謳歌」過ぎ行く時間のように緩やかに流れるメロディ。『覚悟は痛みを強さに変える』自分自身が世界をどうこうすることなんてないけれど、目に光が宿るように生きていけることができたら。
「ベリメリゴーランド」インパクトのサウンドから始まり、勢いのある演奏が心地いい。1つ1つの楽器が輝き、感覚で聴いてしまいたい疾走と割り切った言葉。音色の細かいアレンジが楽しませ、今にも踊りだしたくなる気持ちよさ。

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