mummy family
現在は解散してしまっている。
渋谷のライブハウスで一度だけ演奏を聴いている。定型に縛られない独特なテンポの構成が他にはない新鮮さ。それぞれの楽器に存在感のあるダークロックを奏でる。変幻自在なギターフレーズが凄い。初めて聴いた時はuguisくらいのインパクトを感じた。ジャケット、盤面のデザインなどCDのアートワークの完成度も高い。リリースした『王国』は最初で最後の音源。1枚でも音源を残してくれたことに感謝。
『王国』
〜収録曲〜
「王国」「螺旋階段」「算エ唄」「スローモーション」
1曲目はインストに歌を重ねているような。「王国」はギターの寂しい音が弾かれ、淡々と語るように歌い、陰りのある詞を重ねる。「ガタンガタン」「ぽつりぽつり」「ギシ ギシリ」の擬音が目立つ。長いような感覚だが1分20秒くらいで終わる。「螺旋階段」それぞれの楽器の存在感が強い。ところどころでのフレーズの変化が聴いていて楽しい。歌詞の僕の存在が意味深となり、聴き手によって想像が異なりそう。サビが盛り上がりが気持ちいい。「算エ唄」一つ、二つと少しずつ数を数えながら音を構成していく。ダークコーラスややシャウト感もあり徐々にペースが早くなっていき、リズミカルに目まぐるしく変化していく曲調にカオス感がある。People In The Boxの旧市街となんとなく近いものを感じる。「スローモーション」出だしから盛り上がりが期待させられる前奏がかっこいい。不規則な構成で緩急があり、ギターフレーズが聴きどころ満載。わずかにコーラスの存在があるが、それが曲としての深みを増している。個人的に雨のイメージが出てくる。
「王国」トレーラー音源
もしも、タワレコとかで販売されてたりした完売は必至だったと思う。
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