線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Somewhere not here

アーティスト名:yardlands

現在も活動中の女性ボーカルの五人組バンド。2枚のCDをリリースしており、その後は配信として何曲も出している。ちなみに、CD音源も配信音源として出している。2回ほどライブハウスで演奏を聴いたことがありそれぞれ1回目に1枚目の、2回目に2枚目のCDを購入している。その2回ともにメンバー全員のサインを歌詞カードにしていただいたのが嬉しい思い出。勢いや激しさは全くなく、ミニマルやスローな曲調がメインで声も音も魅力的である。初期の音源だが誰かに薦めるならこの1枚。以下、販売サイトから抜粋Spangle call Lilli lineD.A.N.等の日本インディのミニマルかつビートに重きを置いた音楽性、Codeine・Red House Painters等のスロウコアバンドのタイム感、Wild Nothing・DIIV等のドリームポップバンドの音響感・ 空気感に影響を受け多角的アプローチを行う女性ボーカル5ピースバンド。」、、解説の半分くらいがピンとこない、知識も聴く音も足りていないのです。

↓yardlandsの2枚目の音源の紹介記事↓
rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

f:id:rvyfcloi57gdjm1:20210605142957j:image

『Somewhere not here』
~収録曲~
「underbalance」「平坦」「ここではないどこか」「ささめく」「fragrance」

 

「underbalance」独特な歌詞が特徴的。単調なリズムで繰り返す音に、繰り返す詞に淡々と歌う声を重ねる。音に身を任せて感覚で聴いていきたい、それぞれの鳴らす最小限の音が美しい。歌詞見ないと聴きとるのがやや難しい。「平坦」はじまりのピアノが印象的。収録曲の中では音の表現が強い曲だと感じる。バンドサウンドに重なるピアノの音色に奥深さを感じる。歌詞の灰色は誰しもが自分に感じているものかもしれない。「ここではないどこか」独特なスローなテンポに最小限の音が鳴り、小説の冒頭に出てきそうな意味深な詞をゆっくりと歌う。途中から曲調が少し変わるが、繰り返すキープサイレンスがそのまま頭に残る。「ささめく」の歌詞カードには、こどもがかいたようないんしょうをうけるひらがなをちゅうしんにかかれている。聴いた印象は絵本の世界観のようで、音も詞もどこか切なさを感じる。最後に静かにボルテージが上がりそうな。「fragrance」穏やかにスローに奏でるが、途中から曲調が変わり徐々に盛り上がる。「交わった青と白が繋ぐ 光の線 離れて 樹海」ここのフレーズがなんとなく好き。

「ささめく」MVwww.youtube.com

ボーカル、ギター、キーボード、ベース、ドラムの組み合わせは最高。

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