線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Euphs

ユーフスと読み、現在は解散している。ボーカルはNAUTというソロプロジェクトで活動中。

↓NAUTの記事はこちら↓

rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

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当時、上京したての頃にforestone目当てに下北沢のライブハウスに行ったときに、Euphsも出演しておりそこで演奏を初めて聴いた。簡潔に言って最高だった。シンセピアノの音を取り入れた壮大なバンドで歌も音も衝撃的だった。物販でCDを購入したときに盤面にサインをしてもらえたのは思い出、今でも宝物である。映語詞の曲も歌うのが特徴的。配信音源として販売終了してしまったのが残念。

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『Dear My Euphonious』 1st EP
〜収録曲〜
「Theater」「Standing in a Row」「Hydrangea」「クレイドル」

異世界の雰囲気を漂わせるジャケットの4曲入りの音源。最初を飾るのは「Theater」で、Euphsの代表曲である。はじまりの弾きならすピアノのリズムが心地よい。シンセピアノをバンドに絶妙に組み込み、綺麗な音を生み出している。この曲はサウンドクラウドで視聴できるので聴いてほしい。2曲目はかき鳴らすギターから始まりシンセピアノの出番はなく全体的にロックっぽい。英歌詞で歌詞カードには親切に和訳も書かれているが、感覚で流すように聴くのが丁度いい。「Hydrangea」はアジサイという意味。こちらも英歌詞でピアノを弾いている分、壮大感がある。歌詞を読むと想像が膨らんでいく雨の曲。「クレイドル」は2曲目のようにバンドらしくシンプルな曲。「心を揺らぐような自分の激しさの中で 出会えた景色はずっとここにあって 心から願うような明日へと歩き出して 廻る時節の中に続く影を残して」ここの詩が残せたからもう十分。

↓「Theater」↓

soundcloud.com
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『Trails』 2nd EP
〜収録曲〜
「星の海で」「Torch」「Race of the Grace」

前作から引き続き、遠くを目指して飛んでいるジャケット。1曲目はMVにもなっておりプラネタリウムで撮られている。無限に散らばっている星の迫力を感じさせる曲。ピアノとの繊細な兼ね合いが引き立たせている。歌詞も曲も幻想感が溢れている。残りの2曲は英歌詞である。「Torch」はピアノの音がないバンドサウンドを堪能できる。他の曲と比べるとラフな雰囲気を感じ、力を抜いて聴くことができる。「Race of the Grace」全体的に壮大感や躍動感のある構成。ドラムやピアノの音がより際立たせているが、ギターとベースも負けていない。2曲目と比べると緊張感のある雰囲気。

「星の海で」MV

www.youtube.com
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『奇跡 / Fractal』 1st single
〜収録曲〜
「奇跡」「Fractal」

バランスのとれた2曲で完成度の高い音源に昇華させている。今までの鳥のジャケットとは違って風景をぼかしたような写真でこれはこれで味があり好き。シンプルな紙ジャケットで歌詞カードはないがHPに掲載している。「奇跡」Euphsの中ではバンドらしい曲。かき鳴らすバンドサウンドが特徴的でピアノは弾いてない。繊細さと激しさを感じさせる。ジャケットのイメージはたぶんこの曲。「Fractal」はゴリゴリのベースと力強いピアノの演奏から始まる。こちらは英歌詞。演奏の1つ1つの音の圧が全面的に出ており聞きごたえがある。激しくも緩やかな、圧倒されるようなダークアンサンブルが静かにテンションをあげていく。

「Fractal」Studio Live Video

www.youtube.com
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「Beatrice (live)」「Theater (live)」

最後はオマケである。これはサウンドクラウドにあがっている曲を紹介。ジャケットがないと寂しいので、Euphsの画像を拝借して取り込んでいる。2曲ともライブ音源である。「Beatrice」は正式な音源として収録してほしかったと思うくらいの曲。サビの盛り上がりがEuphsの中では最高だと思う。1つ1つの楽器もそうだがピアノの存在感も強く、全体的に圧のある曲。「Theater」は収録されている音源。だが、live演奏はまた雰囲気が違い聴き比べるのが楽しい。

↓「Beatrice (live)」↓

soundcloud.com


next NAUT。