嘯く雨。
「ウソブクアメ」
最初は読み方が分からなかった。 当時、藍色に(Airony)というアーティストを目当てに四ツ谷のライブハウスに聴きに行った。そのときに一緒に出演していた嘯く雨。の演奏を聴いて「petrichor e.p.」を購入した。鮮明には思い出せないがライブハウスで演奏していた曲のインパクトが強かったと思う、とくに「存在証明」。こんな風にライブハウスに行くと思わぬ音との出会いがあったりするから行くのがやめられない。
『Clié』MV
リリースしている音源を紹介。
『petrichor e.p.』
3曲入りの音源。「息ノ音」先行配信にもなっている代表曲、イキノネと読む。勢いがあり奏でるリズムがクセになる曲。「存在証明」はライブハウスでも聴いて、お気に入りになった曲。1つ、1つの奏でる音がはっきりとしており、全体の音が途中で変化するところがカッコいい。「死んで、眠る」淡々とゆっくり流れていくような曲、雰囲気も他の2曲とは全然違うがこういうのも好き。歌詞もまた、曲名から何とははっきりと言えないが想像ができる。
〜収録曲〜
1. 息ノ音
2. 存在証明
3. 死んで、眠る。
『Throb,Cue』
6曲入りの配信音源。当初の予定から発売が延期になり「Clié」という曲が先に公開された。どんなものかと思い聴いてみたら、、、とんでもなかった。
独特な変拍子も盛り込まれており、コーラスもまた聴き心地がいい。コーラスとボーカルの兼ね合いが深みを出している。つくりが天才的なんだなと思わされる。前作との期間の間に何があったんだ、っていうくらいの出来。歌も音も別物かって思うくらいである。
1曲目はインスト曲。なんというか、嘯く雨。の雰囲気がとても出ている。音がこのアルバムの雰囲気を表しているなと感じる。
「白塵」かき鳴らしているギターの音が目立つ。このアルバムの中では裏表のないバンドらしい曲だと思う。他の曲は色が強いので、こういう曲があると安心感があったりする。
「" "」はクウハクと読むらしく、出だしから伝わる高揚感。「環状線を下ってく〜」からの展開がヤバい。全体の曲構成もそうだが、一気に歌い上げる疾走感とクセのある歌い方が聴いていてあがる。読み上げるような歌い方も挟んでいくスタイル。センスの塊、天才か。
4曲目はMVにもなっている「Clié」である。初めの淡々としたギターの音がまた特徴的。「僕らは忘れてしまう~」のところから壮大に響き、全体的にゆったりとしているが盛り上がるところもある。
5曲目。アルバムの中では特に聴いているかもしれない。美しい重なる声のハーモニーが冒頭の入りから引き込まれる。「僕が叫んだ言葉は風になって〜」のフレーズが最高すぎて、口ずさんでしまう。ボーカルとコーラスがの兼ね合いが綺麗で迫力があり感動ものである。それを際立たせている音も最高である。コンピレーションアルバムに別verが収録されているらしいが、買う余裕がなかった(;´Д`)
「Re:」後半の間奏部分がすごく好き。冒頭の歌詞の「仕方ないな」は3曲目とたまたま同じなのかは分からない。「さあ歩き出そうか~」のところで一気に盛り上がっていく。割と音が好みの曲かもしれない。
〜収録曲〜
1. Throb, Cue
2. 白塵
3. " "
4. Clié
5. far - album version
6. Re:
また、本人の解説しているサイトもあるのでこちらも読んでほしい。
↓↓↓↓ベーシストの『petrichor』の解説↓↓↓↓
↓↓↓↓ベーシストの『Throb,Cue』の解説↓↓↓↓
↓↓↓↓『Throb,Cue』の音源↓↓↓↓
↓こちらの記事もよければ↓