NINYOACT
ニーニョアクト、現在は解散している
NINYOACTの音源を聴いているのでそれを書く。どの曲も聴いているとテンションあがるような迫力、その中で不意に憂いな音も奏でる。壮大で絶妙な演奏やアレンジに加え歌唱力もずば抜けており、芯に響く曲を残している。また、RO69JACK 2016 for ROCK IN JAPAN FESTIVALで優勝を果たしている実力もある。以下プロフィールから抜粋「ダークで桁外れの破壊力を持つ歌声と攻撃的かつ変幻自在の3ピースサウンドが構築する静と動。抑えられない感情が言霊となり、叫びとなる。闇から放たれたエモーショナルロック」
『PRELUDE』 3rd Single
〜収録曲〜
1.PRELUDE
英詞の箇所の歌が滑らかで美しい。隠れもしないように駆け抜けていく様をまっすぐに伝える。混沌とした世界観を彷彿させるようなロックな表現が荒々しくも鮮やかに印象に残していくような。
2.Nightlandscape
物寂しさを感じさせるメロディを奏で、息を吐くように静かに歌い上げる。他の曲と比べると薄暗い重さのある雰囲気。1つ1つの音色を感じやすく淡々と進んでいき徐々に壮大さを帯びていくよう。
3.COllAPSE
崩壊という意味。出だしからテンションが上がる歌声とサウンド、それに呑まれていくようなゴリゴリな渦を作り出すよう。力強く引っ張り上げてくれる荒々しさの中の光。
『Prelude』トレーラー映像www.youtube.com
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ninyoact.thebase.in
『インビジブル』 1st Mini Album
〜収録曲〜
1.PRELUDE
3rdシングルに収録されているのと同じだが、最後の音源でもあるミニアルバムに収録されているのが嬉しい。唯一、全国盤でリリースされている音源なので是非手にして聴いてみてほしい。
2.The Machine (invisible ver.)
最初の静かに空間を形作るような声と音色が神秘的でもある。そこから一気にかき鳴らしていく迫力。繰り返す『I heard his voice, her voice』に脳が焼きつけられていくよう。
3.インビジブル
光を求めもがき続けるような闇の中を描くような。現実に諦め、全てを捨てていくとしても繋いでいてと願う気持ち。サビからの疾走するような心地よさがクセになっていく。
4.sΣcrΣt resistaÑce
シークレットレジスタンスと推測して読める。イントロのその音色の存在感が強く、揺れるような異質な幻想の雰囲気を醸し出すメロディ。先の読めない変拍子な構成で程よいテンポとサウンド。
5.暗黯-uИ:gЯ△- (invisible ver.)
インパクトのあるタイトルのように荒々しく混沌なサウンドを鳴らしていく。現実をやりきれないまま、分からないまま終えてしまわないよう今を生きる意味を見つけれるように。
『インビジブル』トレーラー映像www.youtube.com
『インビジブル (Deluxe ver.)』
2022年2月24日に突如、配信されて驚いた。収録内容は上記の紹介した音源全てに「胎導」という曲を加えた計8曲である。自分が知らないのはこの曲だけなので追加で感想を書いていこうと思う。何気にジャケットの変化もあるのがいい。
イントロからゴリゴリに鳴らし、歌唱も演奏も強調するように表現している。何度も繰り返す"これが君の生きる、知る世界だ"と腐った現実に背けたくなるような。中盤で変化する緩やかなメロディと歌の歪むような雰囲気が怪のよう。
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