「1221」
藍色のパレットというアーティスト、現在も活動中。
エモーショナルオルタナティブバンド。CDのジャケットはありきたりな部屋の写真だが、日常のこういうのに惹かれてしまう。知ったきっかけはたぶんTwitter、そこからYouTubeで音源を聴き気に入ってしまう。ボーカルの方の見た目のインパクトがすごい。
『1221』
～収録曲～
「迷日」「夢の跡」「1221」
3曲入りの音源、それぞれの歌詞が浮かないものとしてリンクしているような、全体的に重い。「迷日」はダークな雰囲気を奏でている個性的な曲。単調なリズムに合わせて語るように歌いあげる。シャウトが暗い何かに引きずり込まれそうな得体の知れないものを感じる。「夢の跡」は穏やかなバンドサウンドを感じさせる曲である。明るいわけではないが、耳に残るベースに寄り添うようなギターが心地いい。夢のまま醒めない間は消えないでいてくれる、もう戻らない切なさを感じる。2曲目が静なら「1221」は動の曲だと思う。バンドらしくかき鳴らすような王道感、ライブで演奏すれば盛り上がるような曲。「もうどれくらい戻れない時間が過ぎてきたの 後どれくらい この何にも産まない日々が続いていくの」もうここのフレーズがエグイ。皆、どこかで思っているような感情を突き刺しにきている。MVも出ているのでよかったら聴いてみてほしい。
「1221」MV
ちなみに、ドラムとボーカルを兼任してるらしい。
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