late show.ep
the kitty cat swinger's clubというバンド、略してtkcsc。解散済。
ライブハウスで聴いたことはないが昔から存在は知っていた。演奏と合わさってるのではなく、一歩引いたところで歌っているような独特な声と歌い方が特徴的。シューゲイザー感が強くこういう浮遊感のある音楽を聴きはじめるきっかけになったアーティストかもしれない。tkcscをはじめ、Melanche[n]tryや剥製の空、Clean Of Coreのような演奏は一定間隔で聴きたくなるような中毒性を持っている。以下、ディスクユニオンのサイトから抜粋。『ノスタルジックで情緒的な歌詞世界とポストロック、エモ、ヒップホップの要素を組み合わせた新しい映像世界。』、、こんなかっこいいフレーズを書けるようになりたい、本当に。
『late show.ep』
〜収録曲〜
「late show」「buenos aires」「serendipity」「gondry」「litta」
部屋に飾ってインテリアにしたいジャケット。洋楽のゆったりとした雰囲気を持つアルバム。このCDを聴いたきっかけはTSUTAYAで視聴して気に入ったからである。タイトルにもなっている「late show」はイントロ感の強い曲。2曲目に入る前の前奏のようにも感じる。その2曲目の「buenos aires」がヤバい。唯一、浮遊感のないバンドらしい曲。逆にいえばアルバムの中では浮いている存在かもしれない。出だしから壮大に奏でるアンサンブルから伝わる躍動感、1つ1つの楽器が主張をしているかのよう。discordのalbuquerqueのようなタイトルセンスが好き。他の曲はざっくり言ってしまえば似たような雰囲気が漂うが、よく聞き比べるとそれぞれに色がある。「serendipity」は若干、people in the boxの音を彷彿させる。繰り返す単調なギターだがずっと聴いていられる。「gondry」は一番、浮遊感があると思う。伸びるような歌い方が音とマッチしているなと感じる。「litta」は最後の曲らしいゆったりとした盛り上げがある。
↓↓配信でも出ているのでよかったら↓↓
ドラムの音からよく曲がはじまる。別の音源も出しているので書いていきたい。
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