線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Challengers

たまには同人音楽を。

「toyKasket」の制作した『Challengers』という音源。Boothというインターネットクリエイターズマーケットを片っ端から漁っていたときに存在を知った。同人音楽サークルでNushという方を中心に構成されている。電子音を中心にインパクトのあるものから惹かれる深さのあるものまで色とりどりに奏でる。同人音楽は他にもぜひ知ってほしいアーティストもいるので少しずつ書いていけたらなと思う。toyKasketの作品は今はこれしか聴けていないが、少しずつ購入して聴いていけたらなと思う。

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『Challengers』
~収録曲~
1 snowy sky 2 Challenger 3 Catch up!4 The Border 5 Area-Zero 6 Report Burn 7 Unfairness 8 See you again

「snowy sky」キラキラと爽快さのある電子ミュージックに徐々に壮大さを増していく。雪の空というタイトルが納得できるような構成。個人的な感覚としてカービィの雪ステージをより華やかに表現にしたような世界観。
「Challenger」個人的イメージは機械都市。テンポも早く絶えず変化するサウンドだが、激しいわけではなく音で表現した世界観を聴かせるような意識を感じる。
「Catch up!」唯一、ボーカルの収録されている音源。ゴリゴリのハード感のあるロックを鳴らし、安定した低音で歌い上げる。収録曲の中だと新鮮でビジュアル系にこういう雰囲気のがありそう。
「The Border」壮大な冒険の始まりのような爽やかなメロディを奏でる。全体の構成の細かさもそうだが、バイオリン(たぶん)の音色がこの曲を彩るほどの存在感がある。
「Area-Zero」静かに沈みながら盛り上がっていくような、ややダーク感のあるサウンド。音の変化や構成が天才的で独特な世界観に聴き入ってしまう。
「Report Burn」音ゲーにありそうなテンポの早いテクノミュージックを彷彿させる構成。個人的に聴いていると特に集中して作業に没頭できる。シンプルに惹きこまれていく電子音の無垢な音色。
「Unfairness」無機質で無限に広がる空間を作り出すサウンドに意識が呑まれるよう。控えめに言って別格で、この曲を一番にリピートして聴いてしまう程の中毒サウンド。精神を音楽に乗っ取られているような感覚になる。
「See you again」物寂しさ感じるギターフレーズ中心のメロディを鳴らす。比較的シンプルで単調な構成だが、だからこそ感じる気持ちがあったりするのかもしれない。

『Challengers』トレーラー映像www.youtube.com
↓こちらから購入できるのでよければ↓

toykasket.booth.pm

↓公式サイト↓

toykasket.net