線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Substance

Substanceというバンド、現在は解散済。

オートチューンのボーカルにエレクトロな電子音やメロディを奏でているポップ感のあるテクノバンド。英語詞で歌っておりジャケットからも雰囲気が伝わるが、実際に聴くとかなり色濃く表現されている。イエローマジックオーケストラとは構成は違うが、電子音のプッシュ感は同じくらいあると思う。以下、THISTIME RECORDSから抜粋「ポップであることを基本としながらもエモやハウスなど様々なジャンルを取り入れた独特なものとなっている。PCを核としたスタイルで、ソフトシンセ、サンプラー、ギター、ベースなど、デジタル、アナログ両機材を隔たり無く駆使しサウンドを構築する。」知る限りだとシングルとアルバムを1枚ずつリリースしている。

 

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『Downer』 single
〜収録曲〜
「Downer」「L.T.M」「Cubic」

「Downer」MVにもなっている代表曲。王道感のあるテクノバンドの勢いを魅せる。キラキラとするような鮮やかな電子サウンドが絶えず鳴り続け、支えるようにバンドサウンドが鳴らされる。箱で聴いたら思わずノリそうなサビの盛り上がりが魅力的。
「L.T.M」90年代のポップミュージックのような雰囲気を感じるような。シンセサイザーの気怠さを感じるようなフレーズに、定型のような音を鳴らすギターを押し出したような構成がいかにもという感じ。そこまで特徴がないのが特徴かも。
「Cubic」聴きやすい安定感のある曲。穏やかに歌い奏でられる中に、気持ちのいいリズムのよさがある。電子音のピコピコ感の存在感が大きく、目立ちながらも時にさりげなく鳴らしている。2,3曲目はカップリングらしいカップリング曲だなと感じる。

「Downer」MV

www.youtube.com

 

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『Subsistence』 album
〜収録曲〜
「Downer」「Reboot」「Still Dreaming」「Sin Square Triangle」「Jam The World」「Harmony」「Phonon Replica」

テクノ系が好きな人はぜひ聴いてほしい1枚。それぞれの曲が違いはあるが、似た色で表現されているような収録曲。根幹はテクノであるが「Harmoney」のように優しい空間をつくり出すような音や、「Jam The World」のように広がりと近未来を感じさせるような表現にそれぞれの異なるテーマを感じる。ピコピコでキラキラした電子音とそこに重なるまっすぐなバンドサウンドのシンプルな調和がハマるのである。検索するといろんな紹介文の記事があるが聴いてみるのが一番早いのである。

タワレコ記事↓

tower.jp




検索すればシングル、アルバムともCDとして購入できるのでよければ、、

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