線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

スイングバイ

バンド名:phonon

雰囲気の近い、繋がりを感じさせる3曲入りの音源。現在は通販で買えるが発売開始頃は会場限定音源だった。phononは割と会場限定盤が多かったので、手に入れやすい全国盤のCDを聴くことが多かった。他のインディーズバンドも通販はなく会場限定のみでしか売っていない音源とかあったので、それが原動力となってライブハウスに赴くこともあったなと思い返す。

↓購入リンク↓

phonon.stores.jp

www.youtube.com

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スイングバイ
~収録曲~
スイングバイ」意味としては引力を利用した宇宙機の運動ベクトルを変更する技術のこと。迫力と勢いのあるサウンドにコーラスが時折に爽やかに靡く。誰かの言葉に救われたり、悩んだりしながらも自身を信じる強さ。歌詞には宇宙の要素を散りばめられ、うまく結びつけている。

「かみかくし」繰り返すギターフレーズがじわじわと沁みていく。淡々と歌い鳴らす音の程よい強さが王道でいてクセになる。自分の時は止まったままで、客観視した気持ちも理解してはいても、どうにもならない心のような。”ただ誰かに見つけてほしかった”

「高架下の秘密基地」ドンドコとリズミカルなドラムが印象的で終盤にかけて泣かせにくる。タイトルから直球で懐かしさや郷愁の映像や背景が浮かんでくる。実際に演奏と言葉を聴くと、より鮮明に描かれていくよう。ガラクタだとしても心に残るものがあることが人を支える。 

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