線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Lilynote

リリィノート

リリィノートらしさが特に出ていると感じるアルバムで全体的に安定した収録曲。アートワークの内装も凝っており、飾りたくも眺めたくもなる作品。以下販売サイトから抜粋「リリィ=臆病者、ノート=音符・言葉の意味があり、臆病者が綴った言葉とメロディでも誇れる音を鳴らせることを証す作品。メロディアスなギター・ロックが身上で、時に疾走感たっぷりに、時にしっとりと聴かせる」

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『Lilynote』
〜収録曲〜
「Future Picture Syndrome」王道でキレのあるギターロックサウンド。徐々に湧き上がるような演奏に耳を掴まれるよう。描いていた未来のその後は、何をして何が残るのか。本能で続けたい思いを、届けたい気持ちがある限り自分たちは歩み続けるよと歌うよう。

「星の夜(Re:struction)」前作のアルバムに収録されている"星の夜"のアレンジバージョンで、印象的なギターロックに仕上げてきている。聴き比べるのが楽しいくらいの違いが嬉しい。星の夜も含めた君との思い出がキラリと光る。

「鼓動」程よいテンポに鳴らすそこまで主張のしないサウンドに、繊細に紡ぐ言葉達が心を揺らし胸に響かせる。呼吸を静めたときの鼓動の音に自身の中に秘めた想い、悩んだ果てに伝わってしまえばいいと吐き出すように終える。

「-Silent Siren-」振動させるような音色のインスト曲。厳かな雰囲気が漂いながら、生命の始まりのような迫力ある構成をつくっていく。

「パプリカ」ロックバラードの哀愁漂わせるメロディ。自身の生きた軌跡を振り返るような遠い気持ちに想いを馳せる。これまでのすべてが無駄になる訳がなく、君との出逢いも人生の中で大切なものになる。

「雪中花」”せっちゅうか”水仙の別名。緩急のついた構成にどこかシンとした冷たい空気を感じさせる。『偽りなき僕らの歌』が知らないどこかで芽を咲かすようにと、希望のような思いを強く伝える。

「君想タイマー」君を想い過ごす日々を季節に乗せて歌い、ほのぼのと散歩するようなメロディが春の訪れを描くよう。『桜もうすぐ咲くだろうか』と待ちきれない気持ちが優しく切ない。

「ブラとパンティ」おふざけ枠のインパクトあるタイトル。曲自体もユニークさの溢れたもので、歌い方や歌詞、合いの手が楽しいの一言。リズミカルに踊れる構成でライブハウスだと盛り上がるのが想像に容易い。

「星の夜(Re:struction)」MV

www.youtube.com

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