線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

春夏秋冬

metro polica

配信音源で出した春夏秋冬の4作品。それぞれに季節のテーマを奏でながら歌っている。ジャケットのイラストが綺麗でどの曲もアニメーションのエンディングに流れそうなイメージ。綺麗で明るく惹きこまれる女性ボーカルにメロディ、コーラスの美しさと儚さ。以下プロフィールから抜粋「まるでその世界にいるかのようなストーリー性があり、聴いてくれる人に寄り添うような歌詞や、ファンタジーな世界観」

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rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

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『メグルハル』 
花びらが舞うように壮大で華やかなサウンドが晴れやかな気持ちのよう。春が巡る時期が来て、恐れながらも少しずつ成長していく自分自身を見つめていく。歩んだ軌跡の間に螺旋のようにこれまでの感情が絡まり、未来へ向けて鮮やかな桜色の空気が迎え入れてくれる。

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『最後の夏が終わる前に』 
ポロポロとさりげに鳴らすアコースティックに華やかに彩る音色が仄かに光るよう。青春の恋心の気持ちを繊細に歌い、揺らめきポトリと落ちる線香花火に二人の距離感を。最後の打ち上げ花火が落ちる前に、と脳内に映像が浮かんでくる。

www.youtube.comf:id:rvyfcloi57gdjm1:20210731121543j:image
『pretending to hate』 
美しいコーラスから始まりテンポの早い煌めく音色。葉が紅く変わるように二人の関係も変わりゆくよう。思わず口に出た言葉と心の内側の気持ちが相反するものなのが人の複雑で繊細さ。感情の揺らぎがあったとしても、貴方のことを嫌いなフリのままで。

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『regret』 
差しこむ日差しとシンとした冷たさを奏でるようなメロディ。君を想う気持ちはフワフワとした雪のようには消えず、現実は離れたのに思い出には存在している。ふと思い返すような気持ちをありのままに描いたような詞。いつのまにか季節は巡り、歩いていく日々に薄れていくよう。

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