Spectrum 5
Cuckoo(クーク)
新宿のライブハウスで『Spectrum 5(スペクトラム ファイブ)』を購入。ジャケットから溢れ出るようなバラエティ豊かな音色の奏でるメロディが楽しませてくれる。現実とは離れた独特な世界観を歌い、抽象的な想像を膨らませてくれる。販売サイトから一部抜粋「普遍的なメロディと、まるでおとぎ話のように映像的なストーリーを描く3ピース･バンド。Spectrum という言葉が「多様な観念や、ものが織りなす連続体」という意味をもつことから、「 関連性のない 5 つの異なる物語」が収録された本作はSpectrum 5 と名付けられた。ポップ、 エレクトロ、ダンス、ラテンなど様々なジャンルを取り入れたことによって「音楽性は幅広く、化学反応的で、ジャンルにとらわれることはない」
「Fragment(s)」MV
『Spectrum 5』
〜収録曲〜
「Pengiun」壮大さと勢いのあるサウンドが立て続けに変化し流れる。感覚的に歌う内容がリズムに乗るように揺れる。『回る回る僕らのリズム』と歌うように衝動的に気持ちが前を向くような明るさ。
「ヴァルプルギスの夜」誰しもが聴きやすい滑らかに奏で変化するメロディが楽しい気持ちにさせるよう。ボンゴの音色が儀式のイメージを強め、ノリのいい軽快なソングが祈りや踊りのイメージを強め、『鳴りやまないリズムと音楽と言の葉』と歌うような曲。
「グラウンド・ゼロ」壮大に駆け抜けるロックの勢いが爽快で、想いの強さを歌う内容に『生まれ変わっても会いにいく』の一文に特に込められているよう。音も詞も元気づけるような前向きさがある。
「Fragment(s)」王道なギターのフレーズに近未来的に走る光のように直進な電子音が鳴らされる。スピードに乗ったまま勢いを落とさないように駆け抜ける。『人間の心って便利だな』と忘れゆく人の在り方に、忘れないよと歌を残すよう。
「ランバージャック」程よいテンポで流れアルバムの中で一番緩やかな構成。シャラランと鳴らすギターの音色に時折のコーラスが広大な空間を彩るよう。幻想的で優しい詞の中で自分達の歌をまっすぐに表現する。
