November call
Use With Caution
略してユズコショー。現在はiruneとして活動中。一度、渋谷で演奏を聴いたことがありその時に音源を手に入れた。インディーズとして確立した演奏に透き通る声が記憶に残す。また、iruneとしてフルアルバムがリリースされたので、いつかは聴きたいなと思う。以下プロフィールから抜粋「ジャンルにとらわれないサウンドに乗せ、なかなか言えない本音を代弁してくれる4人組ロック・バンド」
『November call』
〜収録曲〜
「KILROY」ライブで盛り上がりそうな鋭く鳴らすロックサウンド。サビからのスゥっと高鳴る声が爽快に届かせ、キレのある歌い方が惹き込んでいく。救えるもの、守りたいもの、強く生きて勇気の手を差し伸べられたら。また、キルロイという意味も面白い。
「ジレンマ」透明な気持ちのよい歌声にとめどない変拍子の演奏が穏やかに奏でられる。先の読めないサウンド構成にまっすぐな音色が仮想世界を脳内で描いていき再生されていく。傍観者ではなく誤魔化さずに純粋に生きていけるのか、愛を知れるのか。
「ネリネ」花の名前。ややポップでリズミカルな優しいメロディで緩やかに流れていく。『ほんのちょっと会いたい気もするな』そんな会いたい気持ちを切実に歌うよう。花言葉の意味は”また会う日を楽しみに”があり、歌詞に込められた想いを感じる。
「手記」15秒程のギターの僅かな弦と駆け抜ける風のような音。
「November call」衝撃を受けた曲。一度、聴くと脳内リピートしてしまう爽やかなフレーズに、出だしから惹き込まれる繊細な震える声が耳から離れない。生きた軌跡に後悔を覚えても前を向いていくことの強さを。MVの老人の心情を歌詞が表しているよう。『何度繰り返した所であの日は来ない。』
「レイトショー」迫力の中、美しく流れるように歌う哀愁。歌詞の言葉もMVの映像も胸にこみ上げるものがある。結末はそうであっても、今でも好きでよかったと言える心の内は鮮やかな彩りを飾るのか、セピア色のままなのか。変わらず現実は刺すように。『もっと少しづつ変わると思っていた。一歩一歩、幸せな場所に向かって。』
『鐘を鳴らして』
タイトルを収録した1曲入りの音源。緩急のついた迫力ある王道なバンドサウンド。『この声が届くなら』と光に手を伸ばすように幸せな結末を迎えることができたら。また、iruneのアルバムにも収録されているので、今も聴くことができる。
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