線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

図形と消えたフィラメント

オモイメグラス

3rdミニアルバム『図形と消えたフィラメント』。当時、購入して聴いたときは感動して何度も繰り返し流していた。1,2曲目が鋭くサウンドが展開され、双としてオモイメグラスのアグレッシブな音を織り成す。そして3曲目の「事象の果て」歌をメインに聴かせるポツリとした雰囲気が途方もなく惹き込まれていく。以下、紹介ページから紹介「今までのギター中心のサウンドからシンセを取り入れ、再構築されたオモイメグラスの進化と変化を詰め込んだ作品。『sosを待っていた』『ニュートリノ』など攻撃的な印象の曲から、バンドの代表曲となる『27時、』の再録音も収録。」


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トレーラー映像『図形と消えたフィラメント』

www.youtube.com

f:id:rvyfcloi57gdjm1:20210905141143j:image

『図形と消えたフィラメント』
〜収録曲〜
「sosを待っていた」深夜0時過ぎに出歩いて聴きたいアップテンポな曲。息継ぐ暇もないような歌もフレーズもインパクトのある作品。君の声を聞かせてのフレーズと電話の音が鳴るのが印象的。sosに気付くまで遅すぎた現実に気付かされる。
ニュートリノ」ギターとシンセの音色を中心としたイントロもサビも惹かれる異質な神秘感。とくにギターの鋭く刺さるフレーズが力強いボーカルの声と相まって抜群。1曲目に続き、彼らにしかない言葉と尖ったメロディが聴けるのがこの上ない。

www.youtube.com「事象の果て」只々、ピアノの音色と美しい声が響き渡る。灰色がかった世界に繊細で華やかな声を堪能できる贅沢な曲。後半にかけて様々な音色のアンサンブルが重なり壮大な世界観を奏でる。君と関わった出来事、仕草、想いを切実に、戻れないものとして歌にするよう。

www.youtube.com「ReS-04-8分後副作用有り」ReSシリーズ。変わらずに彼らの独特な構成が魅せる。様々な音や声がアレンジされて組み合わさり、今回はギターのフレーズも程よくかき鳴らしている。奇抜で独特な表現を感じてほしい。
「Na-Aa」オモイメグラスとしては珍しさはあるかも。シンプルなサビのNa-Aaと歌う盛り上がりのあるノリに、それまでの淡々としたオモイメグラスの音色の緩急が目立つ。日々に立ち向かえるような勇気を表現するよう。
「27時、」デモシングルに収録されていた曲。聴き比べるとアレンジが施してあり楽しく、全体的にバランスの取れた安定したソング。バンドサウンドに乗せて、皆が抱えているような自身の感情を吐露する。
「ハルクイン」3曲入りのシングル曲としてリリースされていた曲。カップリングも聴かないにはもったいない色を作るので、ぜひ味わって欲しい。

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↓インタビュー記事↓

skream.jp