線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

シーラカンスとツキノウラ

コンビニマンションテクニカラー

現在は活動休止中。それまでにいくつもの音源を残しており、後世に伝え残したいくらいの音を鳴らしている。『シーラカンスとツキノウラ』もそのうちの1枚。現在は全国流通盤の『「あれがはじまりだったのか…」と気づくのはいつもこんな空の下』『Primal』の2枚の音源がまだ手に入れやすいのでよければそちらだけでも聴く機会になればなと思う。

↓他の音源の記事もあるのでよければ↓

rvyfcloi57gdjm1.hatenablog.jp

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シーラカンスとツキノウラ』
~収録曲~
「光になる」コンビニマンションテクニカラーらしい王道のサウンドのような懐かしさとかっこよさがある。強さのある響かせる声が聴き手を惹きこんでいく。最後の『光になるよ〜』の伸びが印象的。
「123」ダダッダダッダダッダダッと鳴らされるギターからイカしているのだ。程よいテンポとインパクトのある声に、リズミカルに揺れてしまうメロディを鳴らす。勢いで聴いてしまいたい内容。
シーラカンスとツキノウラ」アコースティックの音色にのせ、シティの雰囲気を思わせる緩やかなメロディが独特。震える声もコーラスも詞もより幻想的な世界観をかき立てる。『君はこんな夜に何を想うの』『君が流した雫が波打って』1つ1つのフレーズが切なくて甘い。
「Do you make me high?」うってかわって派手なゴリゴリの出だしから同じフレーズが続いていく。印象的なコーラスにクセのある歌い方が存在感の強い曲として爪痕を残す。
「DanceDance」ダンスダンス。その名の通り緩やかな爽快さのあるダンスミュージックとして鳴らすリズムにノリたくなる。PVにもなっており、音も詞も感覚で聴きたい勢いがある。
「覚醒」別の音源にも収録されている曲。やはりサビが印象的でいいのである。
「Let's you can」少しポップな印象を受けるフレーズ。繰り返すLet's you canに込められた自身への鼓舞や後押しのような芯と、現実に負けない強さを歌に乗せて伝えているよう。

「DanceDance」PV

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「123」ライブ映像

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