線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

mississippiroid

ミシシッピロイド

個性色の強いインストテクノバンド。シンセサイザーを中心に様々な電子音を鳴らし、カオス感のあるバンドサウンドにカラフルに色をつけている。様々な色が弾けるようなジャケットのインパクト通りの音を鳴らす。音色の独特さに構成はシンプルさがある。6曲それぞれにカオスチックな個性がある。

soundcloud.com

f:id:rvyfcloi57gdjm1:20210602160735j:image

『mississippiroid』
~収録曲~
「technology」「ojmj」「muji」「isis」「mew」「diorama」

「technology」ミシシッピロイドの代表曲。反響するシンセサイザーの始まりの音色に、比較的聴きやすさのあるサウンドを奏でる。安定した構成でシンセ音を中心にスゥッと耳に入ってくるよう。迫力あるように鳴らすバンド演奏のカオス感も合わせて独特な雰囲気を形成している。
「ojmj」出だしの歪なメロディから全体的に奇抜なインパクトを鳴らす。シンセサイザーの存在感が大きく、終始盛り上がりのまま鳴らし続いていく。急ぐように音を鳴らし爽快さを感じる。タイトルの読み方は….おじゃまじょ、、??
muji」機械のように繰り返す単調なフレーズに少しずつ音を重ねていく構成が、Clean Of Coreの雰囲気に少し近さがある。バンドサウンドがメインで電子音はアクセントのように要所で出している。ドラムがなかなかに活躍している。
「isis」繰り返すメロディから、徐々に音や構成が変化してサウンドの色を変えていく。幾度となく繰り返すフレーズの長さがインストらしさを感じる。尺は長いがいろんな電子音で表現しているので変化を楽しめる。
mew」どこか気怠そうなギターフレーズから始まり、途端にひっくり返すように構成が次から次に変わっていく。静と動、音や拍子など変化が絶え間なく続き、飽きさせないような曲。音が動いているような感覚で演奏色の切り替わりが楽しめる。
「diorama」機械的に鳴り続ける無機質なピコピコ電子音と激しさのある演奏が対照的に一体となって表現されている。間奏でより弾けるように勢いが増すかと思えば、静けさのあるピコピコで止まる表現がユニークさを感じる。

ライブ音源の「technology」

www.youtube.com

↓こちらから配信購入できるのでよければ↓

mississippiroid.bandcamp.com


Twittermixiのアイコンのデザインがかっこいい↓

mississippiroid (@mssp_official) | Twitter