Flying Mayer
Flying Mayerというバンド。その後Broke Down Carに改名し活動していたが解散してしまった。
フライングメイヤーの頃はまっすぐにバンドらしい音を鳴らしていたが、改名後はアレンジが豊富で洋楽の雰囲気もあるユニークで定型に捉われない音を奏でている。1枚だけリリースしており、大きめの紙ジャケットにCDが入っている『Good Night Little Boy』という4曲入りの音源を出している。それぞれの歌詞に出てきている「君」の存在がすべて同一人物に思えてくるような繋がりを感じる。以下、The Domesticから一部抜粋「邦ロックなポップさと、UK/USインディにも影響されたサウンドが虜になり、完全に頭に残りまた聴きたくなる。」
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『Good Night Little Boy』
〜収録曲〜
「Always」クセになる英語詞で歌う。4曲の中でロックバンド感が強く、ギターを爽快にかき鳴らす。勢いとリズムに身を任せて感覚で聴いていたい曲。夢と幻想と君と「ねぇ、時間は磨り減ってくものでしょう?」の表現が、時が過ぎるほどに消えていき忘れていくものもあるということなのか。
「ランタン」音源の中では純粋なバンドサウンドを鳴らす。特徴がインディーズバンドらしさというくらいのまっすぐな演奏。「薄暗い路地裏の道をイヤホンで耳を塞いでいた 意味の無い幻想の世界にいるような錯覚を覚えた。」こんなフレーズの気持ちが分かる人が多い時代。
「Good Night Little Boy」彼らの代表曲であり、Broke Down Carに改名後もリメイクされている。内容の柔らかい表現が童話のような雰囲気を思わせる。幻想のようなキラキラとした世界観が美しく、女性のコーラスがより鮮やかにしているよう。この曲だけでも聴く価値がある。
「夜に光る涙たち」出だしは切ないような静まりのあるギターに声を響かせる。緩やかに鳴らしつける演奏にのせて、力強く歌う声にさりげないコーラスが気持ちがいい。なんとなく伝わるような表現が魅力でもあるかも。
「Good Night Little Boy」MV
「1998」という音源もよければ。
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Broke Down Carもいつか紹介していきたい。
価格:1,104円 |