TSUKIUSAGI
rabbit youth riot
以前に、赤坂のライブハウスで「パノラマ」というCDと「TSUKIUSAGI」というインターネットからダウンロードして聴くことができるカードを購入した。「TSUKIUSAGI」は破格の500円で販売していて現在は11曲聴ける。YouTubeでも一部は聴けるのだが、カードの入手でしか現在は完全に聴く方法がないため配信販売やCDとしてそのうち出るのではなかろうか。ジャケットはカードのデザインにもなっているアーティスト写真。最近はTwitterにて2021年5月にレコーディングをしていると呟いていたので新しい音源が出そうなのが楽しみである。アーティスト紹介ページには「完全楽曲至上主義を掲げ『音楽を愛すること、ポップスであること』の共存を目指す」と記載されている。
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『TSUKIUSAGI』 計11曲あるので1曲ずつ紹介。
「いと」
最初に配信された曲、だと思う。さりげないアレンジとピアノがいい雰囲気を出している。切なさのある美しい曲に優しく歌をのせ、声のハモリの繊細さがより惹きこまれる。徐々に壮大に空間を広げていくよう。「いと」を意識して歌詞を聴くのも楽しいかもしれない。
「yellow」
ギターロックを少し感じる曲でリズムにのりやすいドラムにキラキラした表現。「ああ、とめどなくいつも溢れている ありふれた日々を嘆いている それでも確かに変わりたいと願ったよ」はっきりと生きていない現実の日々が刺さりそうな歌詞。とりとめのない苦悩をまっすぐに歌い、爽快な演奏で奏で尽くす。
「DRY MOON」
雨が降っているような憂鬱感の中に心地よさを感じる曲。バンドサウンドをしっかりと鳴らし、緩やかな迫力ある音を奏でる。ギターフレーズのしっとりとした感覚にマッチするような歌詞がいい。雰囲気はポルノグラフィティの甘いメロディのソレと近いとこがあるかも。
「blue blue blues」
映像にも反映されているキラキラとした音色のメロディを緩やかに奏で明るい雰囲気を出しているが、過去の後悔や行き所のない感情の繊細さに歌うような重さがある。こういう内容をキラキラと表現することでの美しさがあるような。
「夜の太陽」
「あなたは真夜中に光った太陽なんだ」からのフレーズからはじまり、沈む夕暮れの時間帯をギターのディレイのような表現で奏でているような。全体の雰囲気に合わせるように低めの声と揺れるようなコーラスがより深みを出している。全体のアレンジとディレイのかっこよさを堪能できる曲。
rabbit youth riot
— rabbit youth riot (@ryr_rabbit) 2019年12月8日
12ヶ月連続配信リリース中
「夜の太陽」https://t.co/f2wtK8dbFR pic.twitter.com/dSTq9WcmXF
「ハートビート」
「言葉以外の方法で君と話がしたい」のフレーズがいい。他の曲と比べると当たり障りのない彼ららしいアレンジのあるバンドサウンドな感じ。穏やかな曲調でキラキラと流れ、さりげないピアノの存在と優しく聴かせる伸びる声が心地いい。
🐇🐇🐇
— rabbit youth riot (@ryr_rabbit) 2019年12月31日
今年は想像以上に表立って何もできませんでしたが来年はなかなかな年になるであろうと予想しております。一挙手一投足、全身全霊をかけて動いてまいります。応援よろしくお願いします。
それでは良いお年を
来年も素敵な年になりますように
rabbit youth riot
「ハートビート」 pic.twitter.com/ndlFSg7bwu
「ラララ」
綺麗な世界観を美しい音色に、優しいバンドアンサンブルで表現するような。コーラスの「ラララ~」のフレーズを歌っているのが聴き入ってしまう。子供にも分かるような1つ、2つの表現が分かりやすく素敵だと思う。
「幻」
どこかワルツを感じるような雰囲気がある。さりげないメロディに繰り返すリズムのシンプルさ、淡々と歌う構成があえて意識してつくられている音源なのかなと感じる。フェードで始まりフェードで終わる。
【12ヶ月連続配信リリース】
— rabbit youth riot (@ryr_rabbit) 2020年2月27日
新曲を配信しましました。
「幻」という曲です。
かわいがってあげてください。
rabbit youth riot「幻」 pic.twitter.com/Nw6q6DZidB
「適当a.k.aマイライフ」
他の音源と比べると短めの曲で挑戦的な構成。出だしのシニカルに弾き鳴らすギターから印象的で、メロディに合わせて歌うというよりは、綺麗事のない現実を吐き出しているような感じ。タイトルからも異色さをそのまま感じる。
「心ごと」
不規則感のある繊細なサウンドが鳴らされ、静と動が緩やかに切り替わる。ドラムのキックがよく響き、終盤にかけての「心象風景 心理描写 ありふれた生活感 恋愛感情に比喩表現 意味などないリズム言語感覚〜」の一気に歌いあげるフレーズが気持ちがいい。
「手紙」
まるでからくりの世界にいるような打ち込みの音や軽く優しい音色で構成されている。緩やかなリズムで、聴いていると音の大きさが上下しているような揺れる感覚になる。懐かしさを感じる透き通る高い声が繊細さを歌っている。
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