裏口逃亡劇
割と最近に聴き出したアーティスト。現在はCD1枚と配信2曲をリリースしている。2021年5月にTwitterで制作に集中するのでライブをしばらくお休みにすると呟いていたので、新しい音源を出してくれるかもしれないのが楽しみ。ホームページには【最新渋谷系DownerDanceRock】と紹介されている。独特な詞の表現に電子音の独特なアレンジでなかなか他にはない個性的が似合うバンド。また、歌詞はホームページに掲載されているので読んでみるのも面白いかも。
『裏口逃亡劇』 1st Mini Album
〜収録曲〜
「風鈴揺れれば、雲も流れる」「ジャムとマーガリン」「放し飼い」
「風鈴揺れれば、雲も流れる」始まりの電子音の音色が印象的。歌も音も懐かしさを感じる構成で電子音の存在感が大きくテクノ要素を感じる。また、リズミカルに淡々と歌い奏でるダンスミュージック感もある。和を思わせるタイトルだが、歌詞を読んでみると面白い。
「ジャムとマーガリン」他の曲と比べるとまっすぐなバンドサウンドを感じる演奏。テンポや音の変化があり、聴いていて飽きさせない。なんとなくでしか歌詞の解釈が難しいけど、韻や対比の言葉がいい。メロディが杏仁クルーエルの雰囲気となんとなく近いとこがあるかも。
「放し飼い」散りばめられ奏で続けるキラキラとした電子音がいい演出をしている。それに合わせるギターの音色が懐かしさを感じさせる。穏やかなテンポに優しい雰囲気の音が重なり、全体的にこみ上げてきそうな哀愁がある。捻じ曲がっているようで、最後の「重ねる積み上げる思いが 崩れないように祈る僕」の一文が物語っている。
「風鈴揺れれば、雲も流れる」ライブ映像
『Nanashi』
ノリのいいメロディを鳴らし、テンポが早いわけではないがリズムに乗りやすい。声と歌い方にクセがあり、そこに個性的でユニークな歌詞が面白く中毒になってしまいそう。響きと感覚で聴いてしまいたい音を表現している。また、独創的なMVが捉われない表現にも当てはまっていると感じる。
「Nanashi」MV
『mimi』
全体的にポップの雰囲気を奏でる気楽で楽しそうな曲。いろんな音色が聴いていて飽きなくて、音遊びをしているような感覚がある。淡々と抑揚少ないような歌い方にしっくりくる不思議な感覚に、聴き終わるとかっこいいと感じてしまう魅力がある。 何度も繰り返す「君の手を～」のフレーズがクセになっていってしまう。
「mimi」MV
↓1st Mini Albumはこちらから購入できるのでよければ↓
uraguchitoubougeki.amebaownd.com
楽しみなので制作頑張ってほしいと思うのです。
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価格:2,420円 |
