線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

Tokei

2021/07/02 Munō 配信音源 3rd single『Tokei』がリリースされた。

リリース前に再アレンジの曲を出すとTwitterでも言っており、若森さんの代表曲でもある『Tokei』が発表された。この曲をMunōとしてのアレンジで正式に出すのは今回が初めてであるが、前身バンドのforestone時代にバンドサウンドとアコースティック+カホンの構成で2種類の「時計」を出している(NOVERCORD時代の音源も含めると3種類)。それほどに大切にしている曲だと伝わるし、今まで聴いたライブでの演奏でも必ずに近いくらい選出されている。今までの表記は「時計」だったが今回はローマ字で「Tokei」と表しており、これまでに出した配信シングルとの統一感とMunōとして奏でた「Tokei」であるとはっきり区別できるのがいい。ジャケットも前作の「Sink_afloat」から、更に深くなったように青色が強調されている。

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画像

『Tokei』

静かにさざめくような波の音とあわせるように優しく弾くギターから始まり全体的に緩やかに奏でられる。サビの迫力あるギターサウンドと力強い声のインパクトが耳に残る。わずかに音全体が反響しているような空間に、震わせるように伸びる声が印象的である。これまでの「時計」はforestone時代のバンドサウンドはテンポも早く疾走感があるように激しく鳴らし、アコースティック+カホンははっきり歌うようにゆっくりと奏でていた。なんとなくだがMunōの「Tokei」はその中間くらいのを感じる。また、それだけではなく細かい違いもあり新たな「時計」として昇華させている。また、歌詞も貼っておくので読んでみてほしい。

「Tokei」
揺れるように意味のない祈りが消える
沈む重い鉛 消えない奥の痛みが

変わったのは僕じゃない君の方から変わっていった
動き出した狂った時計が

動き出したこの光は僕にはつかめない
見える過去はどれも冷たいけど
逃げるように走りだした僕には何もない
過ぎた時は元には戻らない

変わったのは君じゃなく僕の方なのかな
動き出した時計は止まらない

動き出したこの光は僕にはつかめない
見える過去はどれも冷たいけど
逃げるように走りだした僕には何もない
過ぎた時は元には戻らない

↓こちらから聴けるのでよければ↓

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いつかタワレコとかで音源が並んだりして聴いてくれる人が増えたりする未来があればいいな。