君が咲かせたアイスランドポピー
現在は解散してしまっている。
女性ボーカルのバンド。シンプルにずっと聴いていられる不思議な魅力がある。演奏、歌ともに惹きこまれる王道のような雰囲気があるが、メジャー音楽とかで奏でられているようなソレとはまた違う。まっすぐながらも憂いも感じるような声がまた魅力的で聴き手に想いが伝わってくる。ふと思い出したときに聴きたくなるような音楽。続けていたら知名度が上がっていたかもしれない。
『トミー/ワンルームとマグカップ』
2曲入りの音源でライブハウスで演奏を聴いて購入。音源はラストワンだったらしくギリギリだった。気になる音源は早く手に入れないとなくなってしまうことが多いのがインディーズ。「ワンルームとマグカップ」過ぎ去った過去の切なさや現実の憂いをありのままに表現しているような。タイトルが物寂しさを表しているのを感じる歌詞。「トミー」勢いのある演奏と歌に最初の音源らしさに爽快なメロディを奏でる。ありのままの気持ちを歌い、ギターフレーズの迫力にシンプルなかっこよさがある。
『追憶の絵画/ゼラニウム』
2曲入りの音源で配信で購入。一応「追憶の絵画」はタワレコで2曲入りのCDとしても発売はされていたが、2曲目には「ワンルームとマグカップ」「ゼラニウム」「もう二度と出会うことのない君へ(弾き語り)」からランダムでどれか1曲が収録されていたらしくトリッキーな売り方をしていた。「追憶の絵画」は聴く人それぞれの想像の色が異なりそうな歌詞。はっきりと感情を歌う他の曲とは雰囲気が異なる。「クラゲのような浮遊生活 透き通って溶けて沈む 傘をさしたままで閉じこもっていた」あっという間に歌い過ぎてしまうこのフレーズが好きだったりする。「ゼラニウム」前奏の高めのギターが軽さのあるフレーズを奏でる。ゆったりとしたバンドサウンドの中に添うようなコーラスやクリアな歌声が響く。
「追憶の絵画」MV
『CHIKAMATSU SAMPLER 2020』
コンピレーションアルバム。配信でも出ており、君が咲かせたアイスランドポピーの「cinema」という曲だけ購入した。これがなかなかに痺れる曲で出だしのギターフレーズから惹きこまれていく。力強く奏でられ歌う声に、詞の中のアナタに対する重みを感じる。
「cinema」
↓ちなみに「追憶の絵画」のCD盤のジャケットはこんな感じ↓
こちらから購入できるっぽいのでよければ。
また、こちらの動画で解説もされているのでよければ。
トーホク アイスランドポピー 種 (一年草 花壇 たね ガーデニング シベリアひなげし) 価格:165円 |