線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

『Empty Life』&『Black and White』

Switch after Bというアーティスト、既に解散してしまっている。ボーカル個人としては活動をしており、最近はsoursboyとして活動をしている。

 

どこか懐かしさや昔を感じる音を奏でており、曲としての完成度が高い。声も高低使い分ける歌い方がすごくいい。これまでにリリースしている音源はiTunesなどから全て聴けるので、よかったら聴いてみてほしい。きっかけがあればもっと知名度があってもおかしくないと思う。

 

1st & 2nd Mini Albumの紹介

 

『Empty Life』 1st Mini Album
〜収録曲〜
「星降る夜に」「Stock Cherry」「僕と街」「ミラーボール」「生きている」 

 

スイッチアフタービーの最初の音源で完成度が高すぎる。ジャケットの雰囲気が洋楽っぽさがあっていい。

「星降る夜に」前奏のバンドサウンドが心地いい。これが1分以上ありインストを感じさせる。最初の曲らしく勢いのある演奏の中で、理想のようなキラキラした歌詞を気持ちよく歌い上げる。

「Stock Cherry」出だしからリズミカルなサウンドを奏でる。目立たないけど出番の多いベースが耳に残る。現実の彷徨いを吐き出しているような。

「僕と街」ゆったりとした曲調の変わらないテンポが流れる。歌とコーラスの絶妙なハーモニーがクセになるというべきか。「lonely lonely〜♪」「slowly slowly〜♫」のフレーズがとても心地よい。

「ミラーボール」インパクトが抜群にある曲。変拍子が特徴の曲でクセがありまくりで何度も再生してしまう。曲名のイメージ通り、思わず踊りたくなるようなメロディを奏でる。止まることなく日々もミラーボールも回っているのです。

「生きている」程よいテンポの最後らしい曲といえば曲。演奏に特徴的なとか複雑さとかはない純粋さがある。真っ直ぐに生きることの難しさを感じさせる。

 

 「生きている」

www.youtube.com

 

 

『Black and White』 2nd Mini Album
〜収録曲〜
「in my room」「11月」「生活」「Turning point」「夜明けのマーチ」

 

1stがインパクトなら2ndはバランスな感覚、個人的に。こちらも洗練されておりスイッチアフタービーらしい音をしっかりと奏でている。

「in my room」主役のギターの音色が特徴的でまっすぐなギターロック感を感じる。はっきりと表しているようで漠然としているような、そんな印象。間奏のアレンジがなかなかに好き。

「11月」一番聴いているかもしれない。ライブだといかにも盛り上がりそうな曲で、ややハイトーンのサビの爽快感が半端ない。【「僕らはいつでも」なんて言っていた「あなたも元気で」なんて祈っていた】ここの少し聴き取るのが難しい歌い方がまたいい。あっという間に聴き終わってしまう。

「生活」唯一のスローテンポ曲でこのタイミングで耳が落ち着く。少しムーディな雰囲気が漂い、明るくはない内容の歌詞世界が脳内に浮かんでしまう。

「Turning point」単調に繰り返しかき鳴らすバンドサウンドの気持ち良さを奏でる。勢いと感覚で聴いてしまいたい疾走感のある曲。リズミカルなベースがなかなかにいい。

「夜明けのマーチ」ロックバンド感の強いアップテンポで激しさがある。負けずに生きていく思い、自分の弱さやを吐き出しているような。一瞬で駆け抜けるような。

 

「11月」

www.youtube.com

 

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Empty Life - EP

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Black and White - EP

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次は1st e.p.と2nd e.p.を書きたい。