線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

ごめん、少しだけ触らせてくれないかな

uguisの1stアルバム、現在は活動休止を延期している状態。これまで音源は6枚程リリースしている。

 

当時は高校三年生で受験勉強真っ只中のときだった。そんなときにuguisのMVを聴いて衝撃を受けた。すぐに通販でCDを購入し聴きながら勉強していた。突然に出てきて挑戦的でクセのある音を奏でるバンドで明らかに他のインディーズとは一味違っていた。全体的にダークな雰囲気だが、この次にリリースする2曲入りシングルは、また違う雰囲気なのが不思議。アルバム名や曲名が独特なのも特徴的。バンド演奏の中ではドラムが割と印象に残る叩き方をしている。ドラムが本当にすごい。ボーカルの方の解説ブログも載せたのでそちらもぜひ読んでほしい。

 

uguis「隋弱を破る」

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『ごめん、少しだけ触らせてくれないかな』

〜収録曲〜

「隋弱を破る」「パレード」「盆踊りROPPONGI」「アクター」「チェブラーシカとすどちの戦い」「羅生門

 

最初と最後の曲がMVになっておりどちらもインパクトがすごい。「隋弱を破る」は淡々と歌うような歌い方や最後に独り言を言うように吐き出すのが新鮮。1曲目らしく勢いのある演奏でダークアンサンブル感が強い。ちなみに隋弱は造語らしい。

「パレード」比較的穏やかなテンポで奏でられる。複雑さのない単調なフレーズでゆっくりと聴いていられる。周りに無関心で自分の意思がない様を、ただ虚ろにパレードを見ているように例えるのが効いている。

「盆踊りROPPONGI」たぶん一番クセが強い曲で出だしから攻めている。アップダウンが極端でカオス感がある。後にリリースされる別のアルバムに再収録されている。雰囲気がタイトルからなんとなく伝わりそう。

「アクター」こちらも3曲目と同じく再収録されている。リズミカルにテンションがあがる曲、サビが好き。歌詞を聴いていると思い知らされてしまう。自分への自信がない世界をぶち壊してくれそうな後押しをしてくれる。周りに踊らされないように。

チェブラーシカとすどちの戦い」5曲目はもともと収録を考えていなかったらしい。テンポは早くなく演奏隊が激しく鳴らす短い曲であっという間に終わってしまう。感覚で聴いてしまいたい。

羅生門芥川龍之介の作品を彷彿とさせる、タイトルだけでなく重い歌詞も。このアルバムの代表曲と言ってもいい。はじめのイントロからもう分かってしまう感覚になる。初めのギターフレーズからその雰囲気を醸し出す。激しくも揺れるギターに圧倒的存在感のドラムの作り出すダークな世界観に包まれる。インディーズ好きな人はこの曲だけでも聴かないとマジで後悔する。

 

uguis「羅生門

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↓ボーカルの方のアルバム解説ブログ↓

ameblo.jp

 

 

 

バンド名がuguisuではなくuguisなのは、最後の「u」はyouという意味で聴いている人たちのことを指すのだと、前になんかのサイトのインタビュー記事で恥ずかしそうに語っていた記憶がある。