宿り木に咲く
モクメノキというバンド、現在も活動を続けている。
初期の方の音源である1stアルバム、水彩のジャケットがいい味を出している。全体のアートワークやフォントにも力が入っており視覚的にも堪能できる。現在の表現するモクメノキと比較すると詞もメロディも繊細に感じる。
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『宿り木に咲く』 1st Mini Album
〜収録曲〜
「宿り木」「エンドロール」「28℃」「最終電車」「それはまるで恋人のように」「蜘蛛の糸」「ウィークエンド」
モクメノキのリリースした作品は初期の2枚のシングル以外は聴いている。このときと最近の音源を比較するとだいぶ違う。歌詞は重いというわけではないが、何気ない暮らしに感じる虚しさのような。現実のいたみや優しくもつらくもある愛を描いていると思う。目立つわけではないが、ギターのフレーズが強く優しくもある雰囲気の曲が多い。「それはまるで恋人のように」は個人的には刺さる。
「宿り木」バッドエンドを望んでいるようで、ハッピーエンドを望んでいるような。ひとりで生きているようで実はそんなことはなく誰かとのつながりがある。誰かに依存して生きていると思っていても、また誰かの宿り木として生きているのかもしれない。自分の勝手な解釈だから分からないけども。
「28℃」甘くはなく苦い歌詞。チョコレート、ビタースイートで表現している絶妙な関係がほどよく哀しい。人によって頭の中でいろんなイメージができそう。他の曲についてはセルフライナーノーツに書いてあるので読んでみてほしい。
感じているようで気づいていない現実の感覚に、こういう繊細な歌詞を聴くと救われている気がする。
↓ 「宿り木」がサウンドクラウドから聴けるのでよければ↓
最後にボーカルの方が歌詞について赤裸々に書かれたtumblrがあるので、ぜひ読んでほしい。
↓↓↓↓他の5曲分のセルフライナーノーツ↓↓↓↓↓
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