線猫日記

音楽鑑賞と日常と感情

底なしの青

以前に下北沢のMOSAiCというライブハウスで底なしの青というバンドを目当てに聴きに行ったことがある。東北で結成されたバンドで、わざわざ東京で演奏しに来てくれることを知りチケットを予約した。

 

そのときはシングルCDの「最低な僕にしてみれば」と配布音源の「青い太陽」の音源を出していた。もちろん2枚とも獲得した。

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まずアートワークがとてもいい。ジャケットで惹かれるときは楽曲も惹かれるときが多い。実際、音源は最高である。安定した太さのある声にギターが全面的に出ているバンドですごく聴きやすさがある。MVもインディーズとは思えないバラエティ豊富に溢れているので観て聴いてみてほしい。

 

その後に「真っ逆SUMMER」という配信音源を出している。出だしがベースから始まりゆったりとしたテンポで構成される。夏がテーマになっているが曲の雰囲気が夏の気怠さを感じさせる。言葉遊びの要素も歌詞に含まれていて聴いていて楽しい。

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そして、その後に2枚のアルバムを出している。「四季折々」「rhythm」の作品。それぞれ8曲入りと10曲入りでボリュームがある。四季折々は1枚目のアルバムなだけあって力が入っている。四季をテーマにしたアートワーク、楽曲の構成である。どの曲がどの季節にあてはまっているかを聴くのも楽しみのひとつである。アルバムのデザインも凝っているので視覚的にも鑑賞ができる。

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次は2ndアルバムの「rhythm」である。デザインは四季折々と比べるとシンプルである。ジャケットの手の正体は誰なのか。中身は10曲入りで前作よりボリュームのあるものとなっている。今ならバンドの通販shopで購入すると「街 seconds」の特典音源がついてくる。早期購入をオススメする。四季折々のときみたくテーマ性とかが表現されているわけではないが1曲、1曲が深い。このアルバムとアートワークから何を感じるかは聴き手のソレにまかせていいと思う。

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「rhythm」の音源はさらっと発表したのがカッコイイ。先に何曲かを配信やシングルとして出すのではなく、いきなり未収録10曲入りのアルバムをドンッと出したのが凄い。

 

数年後にはもっと知名度が伸びるであろうと思われる、というか伸びてほしい。

これからも活動を頑張って続けてほしいアーティストである。

 

下記で公式からCDも発売してるので気になる人はチェックしてみてほしい

sokonasinoao.stores.jp

 
そのうち音源ごとに紹介もしていきたい。